お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

扉の吊り元の考え方

 

開き戸の「吊り元」とは、開き扉の丁番がついている側を指します。 
扉を手前に引いて開く側から見て、丁番の位置が右側の場合は右吊り元、左側の場合は左吊り元と呼ぶのです。

 

この吊り元、どちら側にすれば良いのか?設計段階でよく考えるわけですが、基本的な考え方は次のとおりです。

 

扉を開いた際に壁があると、その床にドアストッパーを付け壁に沿って止まるようにしておけば、見た目は美しくなります。

壁が無いと、ドアは90度以上開き、何とも収まりが美しくありません。

 

また例えば玄関ドアを開ける際に右吊り元であれば、左に荷物を抱えて右手で引いて開ける感覚になります。

そこで室内に上がりリビング扉があった場合、リビング扉の大半は外開きではなく、リビング側に押し開けるパターンが多くなりますが、 ここで荷物を持ち変えるのは面倒ですので、今度は左吊り元になるわけです。

 

こういった人間の生活の中での動きをしっかりと考えた上で設計をしないと、何だか腑に落ちない動線となってしまうわけですね。

 

キッチンから洗面、洗濯といった動線を気にされる奥様はとても多いのですが、それもその洗濯などのスタイルをよく聞いた上で設計しないと、必ずしも一般的な間取りが便利であるとも限りません。

 

根拠も考えもなく、プランニングをしてしまうと、それは建物に暮らしを合わせることになり、注文住宅という醍醐味を失うことになるのです。

建物に暮らしを合わせるのではなく、人に建物を合わせる。その方がしっくりとくる毎日を過ごすことができるのです。

 

 

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