お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

「心が解ける家」完成観賞会終了

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本日は、完成観賞会「心が解ける家」最終日。

アール津の観賞会の特徴は、すでに家を建てられたオーナー様方が沢山集まって下さることです。今回も、築7年のお客様から最近お引渡しをさせていただいたお客様まで、合計7組様に訪問いただき、楽しいおしゃべりタイムを過ごさせていただき、ありがとうございます。

 

また、これからの方もすでにお住まいのオーナー様のお話はリアルでとても参考になることでしょう。こうしたオーナー様の集い、交流が生まれるところがアール津の大きな特徴ですね。

実は、このスタイルを進化させて以前「寄り道をしたくなる家」様でやらせていただいた「カフェBAR完成観賞会」を復活させたいですね。お茶タイムを楽しんだり、ビールを飲みながらのお喋りタイム。子どもたちには本棚をつくる木工教室など同時開催できればと思います。

 

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オシャレなお客様が集まるアール津では、この外構と建物のバランス感覚など、車を止めて一瞬見ただけで皆様驚いてくださいます。よく見学会の場所等が詳しくわからなくてもひと目見ただけでアール津の家はわかると言っていただけます。

 

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今回の植栽は、町並みとこの素焼瓦外壁にピタリとマッチし、四季を感じる「イロハモミジ」と「おたふく南天」。

モミジは感じでは「紅葉」と書かれるとおり、秋の紅葉がとても綺麗な樹種となりますが、その中でもこのイロハモミジは、葉がひと周り小さく、鋸葉が粗く不揃いなところで区別されます。この名前は、葉っぱが5~7つに大きく裂けることから、イロハニホヘトの文字を当ててイロハモミジ(あるいはイロハカエデ)と呼ばれるようになったそうです。

 

紅葉が話題の先頭に立ちますが、春になると深紅の小花が枝先に垂れ下がる姿はとても可愛いものですので、それも楽しみですね。

(落葉掃除は頑張って下さい(汗)

 

「おたふく南天」は、お庭の名脇役と呼ばれる樹種。あまり背が高くならないので、こういった下草的な使い方をよくされます。

何といっても南天は、「難を転じて福となす」という言葉からきた「縁起木」であり、玄関脇に植えられることが多いですね。おたふく南天は、一般的な南天の特徴である真っ赤な実は付きにくくなっています。

 

常緑樹ですが、葉っぱが霜に当たると緑色から赤色に紅葉に、季節によって美しい姿を見せてくれるので、イロハモミジとのコラボが楽しみでなりません。

時期が来たら刺し木をつくり、増やしていくのも面白いですよ。

 

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玄関を開けた様子ですが、高気密高断熱住宅のひとつの特徴である部屋との仕切りの扉がありません。真冬でも玄関を開けた瞬間から温かく迎えられる贅沢感は何とも言えないですよ。

 

今日はオーナー様はカーテンの選定をされましたが、とてもセンスよくこの玄関と良く似た緑を織り込んだカーテンをチョイスして下さいました。

実はデザインは目に見えるものだけではなく、そのアイデアや脳裏に残る残像など、とても奥が深いものです。

この家の玄関に足を踏み入れた際に残るこの緑の残像が、またリビングで現れるので統一感が生まれ、落ち着きが出るわけです。

 

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今回のオーナー様は、大自然が大好きですので、緑・茶・木のナチュラルといった自然色を多用し、窓からの景色とも馴染むように工夫をしました。

また、キッチン周りはあまり来客に見せたくないとのことで、手元隠しを付けましたが、そのことを踏まえひとつのLDK空間の中でキッチンは紺色のクロスで囲み、ここがパブリックスペースの境界線といった感覚を狙いました。

ポイントは、そのクロスに合わせて巾木にも工夫を凝らしていることですね。

 

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吹抜けを眺めるカウンタースペースは、窓からの光がクロスに反射し、柔らかな光に包まれて読書スペースにピッタリです。

小口径で照射範囲を25度に絞ったダウンライトを使用することにより、集中できるプライベート空間を演出しています。

 

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照明と言えば、寝室にはグレアレスライトを部屋のセンターではなく足元にずらし設置。部屋は明るくないのに、絞られた光がしっかりと必要な明かりを落としていることが見れるかと思います。

 

LED照明は、直接見るととても目に刺すので適材適所にこうしたグレアレス照明を使うことにより、回避しています。

 

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そして戸建住宅の醍醐味はやはりプライベートなお庭。草との戦いは大変ですが、ここに芝生を敷くも良し、どういう風に変化していくのか?オーナー様のDIYにも注目ですね。

 

あっと言う間に、私たち自慢の2日間が終わってしまいました。次回の完成観賞会は、9/19(土)・20(日)に松阪市中林町で開催されます。

建築家とつくる家ですので、1棟1棟の設えはまるで異なります。

今度は、最近大流行のコンパクトな平屋住宅。家族の繋がりがとても興味深い、効率の高い新しい暮らし方の住宅となります。夫婦でしっかりと働きたいご家族の方は参考になりますよ。お楽しみに!

 

 

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(受賞履歴)

・2020.日本金属サイディング工業会施工例全国最優秀賞受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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