精魂込めて創り上げた「余白を楽しむ家」が間もなく完成。
いつもながらとても寂しい気持ちになります。
思えば、松阪市にてアール津オリジナルの「ふたりの家、樹（いつき）」の内覧会中に突然Ｆ様より、電話が入りました。
Ｆ様の自宅からは２時間もかかる遠方にも関わらず、相談したいことがあると来場いただいたき、いろいろ話し、涙したことを今でも思い出し、それが今回の家づくりの原点です。
どこの親も、じいちゃんばあちゃんも子のことを何よりも思い、育てられ、そして今の私たちがあります。
それなのに、時にはその思いに応えてあげられない事情も発生します。
そんなことが相談中に頭の中をぐるぐると高速回転で回りながら、私の出した結論はひとつでした。
Ｆ様ご夫婦も不本意ながらも、誰かがいつかは決めなければいけないジャッジを私が下したかたちです。
その結論には、これからの苦難が待ち構えていることは明らかでしたが、それでも答えはこれしか見つからなかったのです。
私が、新築＝「夢をカタチに」とよく聞く言葉が大嫌いな理由はそこにあります。
新築なんてできたところで、それが「夢」なんてことはありません。
モノ手に入れて満足なんて、そんな寂しい人生を送るためにアール津で家を建てるわけではありません。
ここから先、これから先です。
様々な苦難を乗り越えられるためにつくった「余白を楽しむ家」。
これから沢山の時間をつくって、のんびり、ゆったりとお家時間を楽しんで欲しいです。
■完成観賞会「余白を楽しむ家」観賞料金2,000円
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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。
