奇才！木内先生を迎えてのプラン提示。
絶対的な自信を持ってプレゼンに望みましたが、ご主人がお仕事の都合で１時間ほど遅れてくるとのことで、奥様にいただいた「みたらしタイム」。
宅建試験に疲れていたので癒されました(その結果は、また来年受験するとのことで…)。
そのプレゼンは、
・桜の木を植えて、年に1回は両親などを呼んで家族で集まれる場所をつくりましょう。
・分譲地内の一番奥まっている寂しい場所にふさわしい、やさしくて暖かい家を建てましょう。
・家族が全員揃う朝食だけは、美味しく食べれる場所をつくりましょう。
などと、暮らしのことを話されました。
奥様はこの時点で「頑張って朝ごはんをつくらなあかんな」のひと言。
嬉しそうなご主人の顔がありました。
やっぱり朝に家族揃ってご飯を食べて、
「行ってらっしゃい！頑張って来てな！」
などの声がかかる家族はいいものです。
そして出てきたプランは・・・
ブログに書かれていたように、奥様が想定していた２Ｆリビング。
これは奥様が望まれていたというよりも、ご主人のとにかく開放的なリビングという思いを取り上げられたようです。
模型も登場し、細部にまで及ぶ奇才の思いを聞いていただきました。
Ｉ様のその答えは、「何も言う事はありません」
木内先生×アール津の持てるものを振り絞って、何ひとつ手抜きせずに深夜までわたり相談し、煮詰めに煮詰めてたどり着いたプランですので、Ｉ様はそのことをきっとわかってくださっているのでしょう。
その模型の精度も、Ｉ様は驚くばかり。
ここまでの思いを持って設計してくださる建築士なんて、日本中探しても沢山はいないことでしょう。
これが私たちがつきあうアトリエ建築家の思いです。
模型の屋根の裏には、木内先生のサインが…
やりとげた自信があるからこそ、こういったサインが書けることでしょう。
まるで、この地に地面から現れたかのような、佇まいの美しさ。
そして奥様の大好きな梨花がプロデュースしたお店にも勝るとも劣らない可愛さ。
この家が現実となり、１２月２４日クリスマスイヴに着工されるのです。
Ｉ様、お心づかいもありがとうございました。
私たちの技術はいかがでしたか？
できるだけの思いを込めて作らせていただいた作品です。
初めてお会いさせていただいた瞬間の奥様のお顔が今でも心によぎりますが、期待は裏切らなかったでしょうか？
自信満々にみえて、実は不安もたっぷりで、プラン提示の前はもしかするとお客様よりもドキドキです。
もし、何か変更点があれば、一生住まわれる大切な家ですので遠慮なく申し出てくださいね。よろしくお願いいたします。
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