お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

知恵を育む


先日の愛知県Y様のブログにトイレの蓋をきちんと閉める子どもに育って欲しいとの内容がありました。
さすがアール津オーナーにふさわしい感性をお持ちで嬉しく思います。


数年前には、「頭の良い子が育つ家」という本がベストセラーになり、それはそれで確かに大切なことですが、子どもに一番身につけて欲しいのは「知恵」。


その本を読んでも、実際には勉強部屋はいらない、リビングに大きなホワイトボードがあり、皆で絵を描けるとかその程度のものが頭の良い子どもを育てるノウハウとして売れたのです。


はっきり言って、学習能力が高い低いは、「遺伝」もしくは「その親の育て方」であり、残念ながら建物が大きなウエイトを占めることはないでしょう。
こんなことに惹きつけられる子育て世代の感覚もどうかと疑います。


子どもが育つ住宅は、何よりも親子関係や家族の絆をつくり、人格ができ、感性を育んでいき、生きる知恵を身につけるべき箱です。
勉強はできた方が良いに決まっていますが、その先のことです。


いつもお客様にはご説明しますが、
私たちは扉がバーンと閉まらないで、ブレーキがかかりすぅーっと静かに最後まで自動で閉まるソフトクローザー機能は取り外して施工します。
(それが必要な方は、他社で建ててくださいね。)


扉は最後まできちんと手を添えて閉めるものです。
ソフトクローザー機能がついていない場所に行ったとき、出ていった後に扉に隙間があるようでは、親の躾までもが疑われてしまいます。


最近の住宅はこういった便利機能があちこちに付随していますが、「便利」だから導入するでは、基準が間違えているとしか思えません。
なぜ便利なのか、それを導入すると暮らしが豊かに変わるのかを考えないと、便利さと引き換えに、「知恵」をどんどん失っていくことに成りかねないのです。


照明のスイッチやTVのチャンネル、エアコンなど、すべてがリモコン、リモコン。便利さは、もはや人間の足までも奪おうとしているのです。
つまり、動かないということは健康であることと引き換えに便利さを手に入れているとも考えられます。


なぜその便利な機能が必要なのか?をまずは紙に書き出してみます。


そして、そのことは豊かな人生を奪おうとしていないのかをしっかりと考えます。
それがとても大切なことで、わざわざお金を払ってまで人生の豊かさを捨てている現実が世の中にはあるということを知りましょう。


アール津の家づくりは、そんなところから始まります。







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