今、日本の伝統色が見直されています。
豊かな四季に彩られた日本の中に美の心を生み出した様々な伝統色。
それは日本人しか出せない繊細で微妙な色の世界を創りだし、豊かな情趣を愛でてきました。
逆に言うと、フェラーリに代表されるような鮮烈な色づかいは日本人には真似ができません。
日本の伝統色は多くの美術品や文学、伝統芸能として生活や文化の中に深く息づいていることを感じることがあります。
昨日も会議にて四日市市の居酒屋「ゆるり屋次郎」にお邪魔しましたが、そこはノスタルジーを感じさせる古民家再生店舗であり、築60年の雰囲気ある椿旅館を改装したものでした。情緒あふれる坪庭、漆喰の壁、建具、と自然と落ち着きましたね。
TOCLASでは、いち早くこのことに目をつけ、キッチンにはなんと114色の和の色を提供しています。
TOYOTAの最高級車センチュリーでも「和色名」をつけているのです。
かと言って室内も明るい洋風住宅化に慣れてきた日本人は、完全な「和」では受け入れられない部分もあります。
和モダンという名のように、未来的な和の住宅テイストを好まれる方もみえますが、だんだんと和モダンも無くなってきています。
私たちがつくりたいのは、和の感覚をどこかで感じる住宅です。
あからさまに「和」といったものではなくとも、どこか感覚的に和を感じれば、人間は落ち着くものです。
私たちは知らない間に、4畳半のサイズが肌に沁みついているように思うのです。
名張市の「粋な間を持つ平屋の家」では、桜色や紅海老茶色を使い、伊賀市の「365日寄り添える家」や津市の「美しさに吸い込まれる家」では墨色を使ってみました。
それもこれも、実は落ち着く空間を演出するためです。
町に落ち着いて溶け込む、そこにいるだけでなぜか落ち着くといった感覚を求めてコーディネートしたものです。
落ち着ける空間を望まれる方は、ぜひご相談ください。
あの手、この手を凝らして、和モダンではないのにどこか和を感じる家を創ってみせたいと思います。
■桑名市「そっと置かれた家」完成観賞会ご予約
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23日(土)10:00-12:00 残3組
23日(土)13:00-15:00 残3組
23日(土)15:00-17:00 残3組
23日(土)17:00-20:00 残3組
24日(日)10:00-12:00 残2組 四日市N様
24日(日)13:00-15:00 残3組
24日(日)15:00-17:00 残3組
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