R津の家では型ガラスを多用します。
「型ガラス」と「すりガラス」は異なります。
「型ガラス」は、表面がデコボコの型に流し入れて固めたガラス板を使ったもので、「すりガラス」は、薬品や機械加工でザラザラの細かな表面加工をして光を乱反射し乳白色にしたものです。
一般的に何も考えずにこれらを配置すると、おそらく見られては嫌な部分。
すなわちトイレやお風呂、勝手口が型ガラス。他は透明ガラスというのが定石なのかも知れません。
しかし、それは見られることを意識しての話であり
室内側から「見る」ということ、「美しさ」ということに関してはなんの意識もないように感じます。
R津に集まるお客様は、私たちが日々勉強している「佇まいの美しさ」への探求も選択ポイントのひとつだと思いますが、このガラス選びも実は大きな要素なのです。
現在工事中の「365日寄り添える家」を例にあげますと
この家の2Fにある11個の窓のうち、型ガラスは9個、透明ガラスはわずか2個となるのです。
画像のとおり、型ガラスにすることで室内側からはその向こうにあるものが色としか見えません。
窓を開けると驚きますが、2m。つまり、手を伸ばせば届いてしまうような先には隣家が存在するのです。
(現実に、窓を開けると、全く同時に建築が始まったので避けることのできない隣家の窓が正面にあり驚きました。)
ここに透明なガラスをつけたところで、カーテンを閉めっぱなしの家になってしまうことは目に見えています。
あえて型ガラスにすることにより、そこにあたかも大きな空間があるように感じますし、カーテンをつける必要性もありません。
(夜勤などで昼間に睡眠をとられる方には遮光カーテンが必要になります。)
また、透明ガラスの方が室内が明るいと勘違いされている方もみえますが、型ガラスは凸凹状のため、その表面積は平らなガラスよりも大きく、明りをよく集めます。
直射日光は室内に入り込みませんが、その方がかえって暮らしやすいでしょう。
要は、適材適所があるということです。
窓ひとつ選ぶにも、
■ひとつひとつの窓の効果を考え、遮熱窓か断熱窓か?
■ガラスの色は、ミラー効果が高く外から中が見えにくいブロンズか、少しは見えるブルーか、完全透明のニュートラルにするか?
■型ガラスにするかどうか?
■窓に庇が必要かどうか?(寝室などは雨音にも注意が必要)
■グリーンバー(シェードやよしず、すだれをかけるか?)や庇フックは必要か?
■防犯ガラス(CP)にするかどうか?
■網戸は透過性の高いクリアタイプにするかどうか?
■シヤッターは必要か?
など、デザイン以外にも注意点は沢山あるのです。
アール津ならではのキメ細かなヒアリングは、お客様の暮らしをしっかりと読み取り、それを実現するためのこういった細かなご提案をするためのものなのです。
またそういったご提案ができるように、時間をつくり、あちこちに建築物等の探求にもでかけ、見る目を養っています。
私たちほど、「美」にこだわる建築会社も少ないと思います。
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