アトリエ建築家の底力には、言葉も出ません。
わずか25坪の中に、T様の望む暮らしの姿を確かに見ることができました。
友人も多く、これから沢山できるであろうママ友との関係、子どもとの暮らし、その中でも息を抜けるリビング、美味しい食事…
そのすべてが想像できるかのようなプランニングでしたね。
良いプランとは、間違いなくこういったお客様の暮らし方が想像できるもののことを指すのでしょう。
何が何畳、何が何畳と区分けされた、アパート暮らしとの違いがよくわからないようなプランニングでは、暮らし方など全く見ることができません。
気象庁データによる風、日射取得の分析により、T様の暮らしにきちんと陽と風を取り入れ、できるだけ一次エネルギー消費量を抑え、健康的に暮らすことに重点を置いておられます。
また、耐震等級2を満たすだけの構造計算も行い、長期優良住宅基準を軽くクリアしていることも証明させていただきました。
ひとつひとつの設計や間取り、窓など
すべての意味を解説していただき、その結果として勝手にカッコいいデザインになっていることがわかりました。
図面提示を受けた時は、こうしてひとつひとつの持つ意味をしっかりと解説していただくことが大切ですね。
意味が無かったり、意味をこじつけたデザインなんて、暮らしの邪魔になれど、豊かな暮らしは生み出されません。
建築会社は、できるだけ価格の高い家を売る方が利益が大きいに決まっていますので、ややもするとできるだけ多くの住宅ローンを借りさせ、敷地にパンパンの大きな家を勧めたい傾向にあると思いますが、私たちは大反対です。
60坪の敷地があったとしても、
駐車スペースや隣地との境界で、25坪程度は取られます。つまり、60坪の土地は実質35坪なわけです。
最適なのは、この35坪の1/3に収まる土地に建てることですので、約12坪。総2階であったとして24坪の建物が正解となりますね。
(実際には、隣地の様子など様々な要因により最適な大きさは異なります。)
今回の木内先生のプランは、辻口パティシエが創作された高級スィーツのように、大きめ皿の上にそっと載っている上品な様を演出されたそうで、これがまたT様の暮らしにピッタリだと感じました。
元々が手入れの大変な庭は必要ないと、桑名駅のすぐ近くの狭い土地に目をつけられていたT様ですが、それが自分たちの暮らしには合っていなかったことに気づいていただき、当初想定していた家づくりとは全く異なるものになりましたが、きっと喜んでいただけたのではないでしょうか?
プラン提示のあと、木内先生が設計されお住まいいただいている「雑貨に包まれた暮らし」K様邸、そして「美しさに吸い込まれる家」「キャンドルが灯る家」と視察研修していただきました。
ちょうど、20歳そこそこの可愛い娘さんが「ただいま」と帰宅されましたが、2Fの自分の部屋に上がっていくでもなく、私たちと一緒になってコーヒーをいただいたり、父親とソファでペットの「ぶんた」とじゃれあっている姿を見て、やっぱり家ひとつで人生が豊かに変わることを先生にも実感していただきました。
もちろん、これはK様の子育ての素晴らしさが一番大きな要素だと思いますが、そんなご家族の家を建てることができ、幸せです。
暮らしをデザインすることは、
お客様の暮らしや幸せをつくることが好きなことにより実現します。
時間の無い中でもこうして現場にまで足を運ばれるとは、さすが全国で活躍するアトリエ建築家の姿ですね。
「奇才」は、やはり持って生まれたものでも何でもなく、こうした日々の積み重ねにより成り立っていることを感じましたね。
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