お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

福が振り込む?


動きが読めない台風の準備に追われています。
25日(金)は、松阪市O様邸「明るさがいっぱいの家」が上棟の予定ですが、このお天気ではどうでしょう…。
台風博士の松阪市T様に伺いましたところ、今回の台風はやってくるとの予報。


明日の朝の天気予報を見て、一度は決断しないといけません…。


お客様は、雨が降ることで住宅にとって重要な柱は梁などの構造材が濡れても大丈夫かと心配になりますが、基本的には構造材は雨が降って濡れてしまっても大丈夫です。もちろん濡れないに越したことはありませんが、そのためにはクレーンの出直しや当日運搬資材の再輸送など、コストもかかってしまいます。


木造住宅の柱や梁などの構造材は杉や桧、米松など油分が多く水に強い材質をしていますので、数日天候が良ければ、すぐに乾いてきます。


また、木材を乾燥させることは以外に難しく、木の内部にある水分はなかなか抜けませんが、裏を返すと多少雨に濡れても木材の中まではなかなか浸透しないのです。


つまり、乾燥した木材をちゃんと使っていれば、上棟時の雨の影響は、上棟後にまず屋根が葺き、雨が直接構造体にかからないような措置を優先して工事を行いますので、その後の工事期間中に乾燥していきます。


しかし、雨の度合いによっては中止する場合もあります。


それは、工事が危険なほど雨が強い場合や、構造用合板は水に弱いため工事ができないときです。基本的には、やれるところまでやるわけです。


どのような状況であれ、上棟の進退の判断を行うのは現場監督です。
今までの経験や状況から総合的に判断を下します。


理想は、上棟時の途中に雨が少し振り込むことです。
昔は、このような際には、「お金が振り込む」、「福が振り込む」など縁起が良いものだと言われたそうです。


昔の言い伝えのほとんどは、何らかの理由があるものですよね?


たとえば家相


昔の家は、東南角が一番寒い場所ということで、ヒートショックを起こしやすいトイレを避けたり、食べ物が腐りやすい南西にキッチンを避けたりですね。


また言い伝えでは、


敷居を踏むのはお父さんの頭を踏むようなものだと言い、建具の滑りが悪くなることを避けたものです。


畳のへりを踏まないのも同じ理由でしょうね。


ですので、この「お金が振り込む」にももちろん教えがあります。


昔は、集成材などなく自然乾燥をさせた無垢材がほとんどでした。
その場合、一日くらい雨に濡れた方が木が引き締まって、より一層強く頑丈な家になると考えたのではないでしょうか?




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