昨日は、鈴鹿市Ｓ様の建築家プラン提示
この日は、奥様のお誕生日ということで、どんなプランが登場してくるのか？
ドキドキでした。
全国で活躍する女性アトリエ建築家内山先生が、わずか３回の顔合わせで本気で一発に決めにくるプランですが、津市に到着された時点ですでに自信満々でした。
やはり、一生を賭ける家ですから、これくらいの自信を持って提示されるとそれだけで嬉しいですね。
Ｓ様がご来店いただき、机に向かいあった際の先生の自信あふれる姿は、とてもキラキラと輝いており、きっとそのことはＳ様も感じられたことでしょう。
さすがの建築家でも、敷地や予算など、なかなかビシッと当てはまらずモヤモヤされることもあると思いますが、今回のプランは１点の迷いもなくピタッと当てはまった感があります。
まずは、奥様がご心配されていた高低差の問題も楽々クリアということで、さすがの実力です。
そして、お客様の生活をデザインするアトリエ建築家ならではのプラン提示。
決して奇をてらったような、私は建築家です！といったプランニングではありませんが、これぞ技術の粋ですね。
デコボコの少ない＝コストのかからないキュービックデザインに方流れ屋根
もちろん太陽光10kWも搭載可能です。
北向き道路に面していると、極端に窓を少なくしてカッコ良く見せようとしたり、また逆にトイレやお風呂ですといった窓が並び生活感が丸出しになったりとするものです。
北側は確かに陽は差しませんが、それでも窓があれば、室内よりも外の方が明るいことは子どもでもわかります。当たり前のことなのですが、当たり前のことをスタンダードに堂々と提示できることがやはり技術、経験の証ですね。
そして、道路からは見えないプライベート空間の南面。
あまりにも陽あたりの良すぎる敷地ですので、なんちゃっってシアターリビングをご希望の落ち着いたご家族には、少し明るすぎる懸念もありました。
そこで吹き抜けの位置をリビングからずらし、絶妙の採光と採風を確保しおります。
家の中の４方向にしっかりと風が流れる配置は、高気密・高断熱のパネル工法の家だからこそできる室内扉が少ないプランが成せる技ですね。
その住宅の特性を活かしたプランを描くことはとても大切だと思います。
それは、そこに住まわれてからの住み心地そのものになるからです。
家というのは、明るくなければなりません。
明るい家はカーテンを閉めれば暗くできますが、暗い家は照明を点けないことには明るくできないのです。
家というのは、風が通らなければなりません。
いくら２４時間換気システムにて室内の淀んだ空気を入れ替えていたとしても、自然の風の心地よさに勝てる扇風機やクーラーは存在しないのです。
プラン提示で施主様が感じたことは、施主様ブログ「恋つづく暮らし」に書かれていますので、そちらもご覧くださいね。
すでに間取りの話はぶっ飛んで、外壁タイルの種類や色、庭の植栽や外構工事の話まで進んでいきました。
次回、３回目の訪問がとても楽しみですね。
■梶原清悟先生の作品「家族が近い平屋の家」完成観賞会
11/02(土) 10:00-12:00 残2組
11/02(土) 13:00-15:00 残2組
11/02(土) 15:00-17:00 残2組
11/03(日) 10:00-12:00 残2組
11/03(日) 13:00-15:00 残2組
11/03(日) 15:00-17:00 残2組
11/04(祝) 17:00-20:00
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■名張市のM様、松阪市Ｔ様、津市T様、津市K様、鈴鹿市S様の施主様ブログも好評です。
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