名張市で建築中のブログでお馴染みのＭ様邸では、屋根一体型の１０ｋＷ太陽光発電システムを積載します。
１０ｋＷ以上のソーラーを載せることによるメリットは「全量買取制度」です。
１０ｋＷに足りない場合は、「余剰電力買取」ということで、発電された電力をまず家庭内で使用し、余ったものだけ中部電力様に売れるという仕組みになります。
そうすると、一般的に電力を買う場合を２５円/１ｋＷとすると、売った場合は３８円/１ｋＷとなりますので、発電された電気は使ってしまっては「損」で、できるだけ電気を使わないで売ってこそ、儲かるといった数式が成り立ちます。
夫婦共働きで、昼間発電されている時間は家にいない。
なんて家族には最高ですが、赤ちゃんが小さくて家にいる方などには大きなメリットは受けることができません。
それに対して、この「全量買取制度」は、家で電気を使う使わないは関係なく、発電された分を全部売れることになりますので、恩恵は大きいです。
Ｍ様にはご理解をいただきましたが、この１０ｋＷソーラーを載せるお話は、はっきり言えば「新築」とは切り離して考えてください。
意識の中では、家とは全く関係なく、必ず上昇するであろう株式を購入するようなものです。
Ｍ様邸の場合の試算ですが…
太陽光１０ｋＷ価格は、実質３５０万円
これを住宅ローンで換算すると、月額９，４７７円/３５年(金利0.75％)
発電予想量は、１１，０００ｋＷｈ×３７．８円(全量買取の場合は、３８円ではなく、３７．８円となります。)＝４１５，８００円/年間
すると、その差額は、
４１５，８００円-１１３，７２４円(ローン分)＝＋３０２，０７６円/年
これが２０年間で、６，０４１，５２０円通帳に貯まるのです。
２０年経過以降のことについては、現在未定ですが
家庭内で使えるようになったとしても、メリットはあることでしょう。
Ｍ様には、今回、屋根一体型ソーラーということもあり、
住宅とは全く関係ない話しとして、ソーラーが載っていることは忘れてくださいとお話しています。
そして、お子様が大学に行かれるであろう１７年後・・・
３０２，０７６円×１７＝５，１３５，２９２円が通帳に入っているはずです。(実際にはローンで支払っている分の1，９９３，３０８円も入っていますので、７００万円以上入っているわけです。)
先行投資は必要ですが、実質お金の必要ない学資保険としての採用なのです。
もう少し、詳しくお話を聞きたい方は、お問い合わせくださいね。
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