画像解説)つい先日、建築好きの友人から「杜の街に素敵な家を見つけたから、見ておいで!」との写メール…。それって、弊社が建てた家ですけど(笑)
プランニングをする際に、もっとも注意したいのが
自分たちは今の姿、今希望するものしか見えてないということ…。
そうすると、新築をされるほとんどの方が子育て世代であるため
頭の中は、子どものことでいっぱいですよね?
確かに子どもと過ごす18年間は、人生の中身的には、30年にも40年にも値するほどの愛おしい時間かも知れません。
お客様を見ていると、その子どもの愛し方も人それぞれだと思います。
よく言われるパターンは、次の5通りですね。
■さっぱりママ
「私は私」「子どもは子ども」と考えていて。老後も子どもたちとはある程度距離をおいて生活したいと考えている人。
■保守的ママ
子どもは大切な○○家の跡取り息子(娘)だから…。
■溺愛ママ
子どものいない生活は考えられないので、できれば老後も近くに住むつもり。子どもがどんな人と結婚するかは、当然自分たちの目でも見ていく。
■放棄ママ
子育てから早く解放されたい。子どもは子どもで勝手なことをすればいいし、私は関知しない。
■依存ママ
老後は子どもたちに面倒をみてもらいたい。またそのつもりでいる。子どもが親の面倒をみるのは、当然のことではないか。
どれが正解でも不正解でもないでしょう。
それぞれの家族のカタチです。
残念ながら、子が親の思うように育つことは稀です。
親は自分ができなかったことを子どもに期待し、自分が背負った苦労はさせたくないと甘やかしてしまうわけですが、結局は、親の子どもなんですよね。
あなたはどのタイプでしょうか?
どちらにせよ子どもが巣立つと同時にやってくるのが、老後。
しかも60歳〜65歳までは、もう年金も貰えない時代。
ズシリとやってきますよね?
それまでは子育てで夢中になっていますから、老後がそんな近くにあるとは、ほとんどの人は気づいていません。
しかし、子どもが巣立っていくのは、現実にはツバメが飛び立つように、あっという間なんですよ?
子どもが巣立ったからといって、それで子育てが終ないでしょう。
就職、結婚、出産などなど、親の心配と苦労は一生ついて回りますが、どの親も思うことは、子どもは自分たちの暮らしで精一杯なんだから、できれば子どもに迷惑はかけずに生涯をすごしたいのではないでしょうか?
子どもが18歳で巣立つ時、あなたは仮に43歳だったとします。
80歳まで生きるとしても、あと37年も「我が家」で暮らすのです。
日本の一般住宅の平均寿命が28年〜30年ということですので、先を考えると新築って、とても怖いことでもあるのです。
あまり先の現実は見たくはないのが本音ですが、新築を機にやはりご家族のライフシミュレーションが必要になるのはこのためですね。
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