神様のちから - お家のことを勉強するブログ

画像解説）ほとんどの方が、付いていることさえ見逃してしまうほどの存在感の無い引き戸が建築家のデザインを活かします。

新築という長い期間の間、ほんとうにいろんなことが起こります。
今年中に完成するＲの３件の家は、３件ともこの新築中に「おめでた」という偶然も重なりました。
こうなると、新築も嬉しいことですが、それが飛んでしまうほど、赤ちゃんのことの方が気にかかりますよね。
おめでたい時は、おめでたいことが重なるものですね。

昔から、赤ちゃんはコウノトリが運んでくるとか、神様からの授かりものだとか言われますが、本当に神様が見ているようで、一国一城の主になり、神様から一人前として認められたかのように、子どもを授かることは多いです。
何年も子どもを授からず、不妊治療までしていてあきらめかけた夫婦に授かったり、もう年だから無理だろうなとあきらめかけた夫婦に授かったりと、神様は私たちの人生を自由自在に操るように、その時がきたら、そうなるものですね。

さて、最近のベストセラーに「人生がときめく片づけの魔法」という本がありましたが、新築される奥様の大半が収納、収納とおっしゃられます。

実は、この収納スペースって家づくりの予算を合わせていく上では、もっとも節約できる部分かも知れません。

収納スペースを、延べ床面積に対する収納面積の割合(収納率)で見てみると、コストと収納のバランスから考えて約12％がベストだと言われています。図面を見たら、計算してみてくださいね。
だいたい10％〜15％内に収まっていればOKだと思います。

しかし、ここでよく考えてみてください。

単純計算ですが、もし、坪35万円などの住宅であれば、畳2帖収納があったところで35万円分ほどのスペースで済みますが、それが坪55万円の家であったならば、55万円分ほどかかっていることになります。

この金額を出すならば、外部物置きを設置しても20万円程度で済むじゃないですか？

つまり、自分たちにどの程度の荷物があり、なにをどこに収納していくのか？をきちんと割り出していくことがとても重要な節約ポイントになるのです。

R+house津では、「タイトモールド工法」という内外基礎断熱工法を標準としています。
この工法であれば、基礎自体も密閉されており、水が浸入する心配もほとんどありませんので、このスペースを有効利用するのもひとつの手だと思います。

1Fフロアをスキップフロア状に少し上げることにより、床下まで、まるで部屋のような収納庫にできるのです。
そうすれば、上記で計算したような数式は崩れ、もっと効率良く収納を造ることができるようになります。

そこで私が提案したいのは、１Ｆ子ども部屋ですね。
いつの頃から子ども部屋は２Ｆと決まったように設計しますが、そこにルールはありません。

子どもというのは、大きく見て３段階に成長していくので、そこに合わせた家づくりもとてもいいと感じます。

つまり、赤ちゃんの時期は、お母さんとひと時も離れませんので、ＬＤＫでの生活になります。
やがて小学生くらいになり、ひとりで眠れるようになったら、ＬＤＫの１段上がったところにある子ども部屋にて半分プライバシー部分を持つような生活を始めます。
そして、６年生くらいになったら２Ｆにあがり完全にプライバシーが保てる部屋へと移ります。

そこで空いた１Ｆ上の子ども部屋は、ご夫婦それぞれの部屋として使うことができるので、とても便利です。

間取りなんて一辺倒でなくてもいいのです。
ご家族のライフスタイルは、どんどん変化していくのですから、それに合わせた可変性のある家も素敵です。

お客様もいろんなアイデアを建築家にぶつけてくださいね。

〜第三回アトリエ建築家の作品「完成観賞会」のお知らせ〜

■藤田　摂先生設計の「スローライフな家」

2012年、日本中で建った住宅の中で最も注目されるべき家が完成しました。
三重県外からも沢山のご予約をいただいております。
R+house津の圧倒的なパフォーマンスをご覧ください。

日時：12/22(土)-24(日)　10:00-17:00
場所：津市河芸町杜の街

【空き状況】
　22日：08組様
　23日：09組様
　24日：10組様

※1日限定10組様(予約優先)
※抱っこで観賞できないお子様の入場はできません。隣の公園で託児スタッフとお待ちください。

ご予約は、こちらからどうぞ。

〜各種勉強会のお知らせ〜

参加費用：１家族様５００円
(ブログを見ているで無料)