本日は、多気町相可台で建築中のI様邸にてC値測定が行われました。
C値とは、隙間相当面積のことで、家の気密性（隙間がどのくらいあるか）を示す指標となります。
これは、家全体にある隙間面積（cm2）を延べ床面積（m2）で割ったもので、単位はcm2/m2となりますが、この数字が小さいほど気密性が高いということになります。
つまり、０になると完全密閉ですね。
測定方法は、換気扇など計画的にあけた穴を全部ふさいで、室内の空気をファンで強制的に外に吐き出します。
この時に生じる気圧差と風量を測定することにより、すきま面積を出していくのです。
建物の重要な躯体等が完全にできたところで、この測定を行い。
もし数値が悪ければ、補修するということになるのですが、本日は測定員が驚くほどの数値が一発で出まして完了ということになりました。
その数値は、「0.62」でした。
C値の出やすいデザインの家、出にくいデザインの家がありますが、このI様邸は非常に窓等が多い家ですので、心配していましたが期待どおりの数値を叩き出すことができ、山川総工事長の腕の確かさを証明できた結果となりました。
この測定があることにより、いわゆる手抜き工事なんて一切行うことができないどころか、現場はピリピリしています。
山川総工事長は、気密測定の夢まで見たとのことで…
「夢の中では、どんな数値だった？」って聞いたら
悪い数字かと思いきや
「なかなかの数字やった」
とさすがにそこは自信満々でしたが、それだけ気にされているってことですよね。ありがたいことです。
想う人、描く人、築く人が一体となってこそ良い家ができあがります。
この0.62を良い数字と見るか、低い数字と見るかは
その人の評価だと思いますが、
協力業者一同が全力を尽くして叩き出してくださったこの数字は、施主様に胸を張ってご報告できる数字です。
工事に関ってくださった皆様、ありがとうございました。
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