本日は、Qhouse A-Classにて建築をされる多気町N様を名古屋kitchenhouseショールームへご案内。
様々なキッチンを見ながら、沢山のお勉強をしていただきました。
住宅を設計する上で大事なことをあげると、「ダイニングキッチン」の収まり方と「階段」になります。今回は平屋住宅をご希望とのことで、階段は関係ありませんので、このキッチン関係だけが大切になります。
これによって設計が随分と異なってくるわけですね。
キッチンの横幅サイズは平均的に建築で言う３スパン。
1スパンが910mmなのでおおよそ2,730mmとなりますが、対面キッチンにした場合、これに人がキッチンへと歩くスペースが必要なので、4スパンが最低でも必要です。
もしもアイランド型と呼ばれる人がキッチンの周りをグルグルと回れる配置にしようものならば、5スパンが必要となります。
このあたりをしっかりと理解した上で話を進めないといけません。
キッチンとダイニングテーブルの関係もそう。
もしもキッチンの幅が2,550㎜でダイニングテーブルが1,820㎜だったとしたら、人が歩くスペースも入れると、これだけで5M以上の幅が必要なわけです。
そう考えれば、このキッチン周りの関係が決まっていないのに設計をしたところで、良い間取りなんてできるはずもないのです。
ダイニングテーブルの大きさも、だいたい1,500㎜～2,100㎜までの間ですが、それでも約1スパン分も違ってきてしまいます。
今日は様々なことをお聞きしましたので、しっかりと設計に活かしていきたいと思います。
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