お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

立ち姿を見ればわかる

 

朝からアイムの家K様邸の現場打合せに出掛けました。

 

住宅を見ると、パッと目に入った際に明らかに立ち姿が綺麗なものと、何も感じないものに分かれますが、デザイン要素もあるかも知れませんが、そこには職人の思いが表れます。

 

木造住宅の場合、どうしても木の反り等もあり微調整が必要なこともあります。最近多くなった2×4工法の住宅の場合は最初からそのパネルが歪んでいますから、もはや綺麗に仕上げることは困難です。

 

そういった際に、ここを2㎜削れば綺麗に揃うなど、やりかけたらキリがありません。

そこを丁寧に仕上げていると、立ち姿が美しくなるわけです。

 

人間の目の正確さは恐ろしいほどで、どれだけ垂直水平レーザーを当ててもさほど狂いも無いのに人間の目は見分けてしまいます。

自然と地面に垂直に立ち、平行に暮らせる感覚から身についたものでしょう。

 

 

室内では床張り作業中。

オーク無垢材フローリングを張っています。この張り方も大工によって異なります。アール津にはアール津の企業秘密があり、よく反ったり曲がったり、鳴いたりする無垢材をなるべくおとなしく落ち着かせるように工夫しているわけです。

 

大工の仕事は室内に沢山の資材が置かれており、それをどこにどう退避して仕事をするのが効率が良いのか?先のこと、先のことを考えてやらないと、無駄な手間ばかりになってしまいます。

 

こちらもひと目見ただけで、美しいものができるのかどうかは一瞬で見分けがつくものです。

 

お客様は家の見分け方なんて全くわからないことで、見学会に行っても自分たちの好みの家かどうかを見ているだけかと思いますが、それはその施主様の好みであり工務店の腕前を図るものでもありません。

 

逆に細かな粗探しをしている方もみえますが、そこは簡単に直せる部分であり、住宅で大切な部分は全て隠れてしまう部分なのです。

 

良い仕事がしやすいように様々な工夫を凝らして各職人は思いを込めて家をつくっています。その見分け方のモノサシ(基準)を知ると家を見る目も変わってきます。

それが後々の暮らしやすさや満足度に大きく関わることは言うまでもありません。

 

 

 

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■アール津の主な受賞履歴

・2022.第18回優秀住宅研究会全国大会営業コンテスト第1位受賞

・2021.第17回優秀住宅研究会全国大会営業コンテスト第2位受賞

・2021.日本金属サイディング工業会施工例優秀賞受賞(全国ベスト6)

・2020.日本金属サイディング工業会施工例最優秀賞受賞(全国ベスト1)

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。