お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

なぜかニュースに出ない「第3次ウッドショック」

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GW開けに引渡しとなる津市M様の建築地の状況を視察。なぜかこうして高低差が600mmもありました。どういうわけか、こうした分譲地開発は土を盛りたがるのですね。ここまで上げられると、土を取って下げたくなりますがそうするとお隣との境に段差ができてしまい、こちらが低くなってしまうのでそれも良くありません。

うーん…悩ましい問題です。

 

悩ましい問題と言えば、もう夜も眠れない「第3次ウッドショック」

こうして建築計画が進んでいても、もう材木が手に入らないことには建築ができません...。

 

ここ15年ほど、材木の値段が上がる上がると言いながら、実際には大きく値上がった事はありませんでした。

しかし、ここにきてアメリカ、中国での空前の住宅需要により、世界の木材は20%~50%の値上がりをしています。これを受け入れないと、資材の安定供給を受けるのは困難ですね。

 

ヨーロッパ市場としては安く買い叩く取引相手より、高く買い取ってくれる取引相手の方が都合が良い訳です。

 

しかも、 

日本は品質にはうるさい。
神経質な民族性。
価格については買い叩く。

 

であれば景気の良いアメリカや中国に高く売ってしまった方が良いことは明らかです。 

このことから、欧州材が日本への供給率を40%を減らして欲しいと言われているそうです。つまり日本への輸入が60%減るわけですね。

  

あまりうるさい事を言うなら、さらに減産しても良いと宣言されているそうです。

 

日本へ材木を運ぶコンテナ船の大半が中国やアメリカに取られているため、この材木だけの問題ではなく、輸送費用の問題もあります。 

船運賃の値上げが著しく、昨年に比べて1日の用船料金が何と3倍になっている現実があるのです。

 

私たち建築会社も大ピンチですが、これにより日本経済も沈没しそうな勢いです。もしかするとコロナウィルス以上の大打撃をこうむることになる傾向にあるのです。

 

しかし、なぜニュース等であまり扱われないのでしょう?どんな力が働いているのかわかりませんが、こうしたことを報道しないことを考えると、やはり大手スポンサーがつきやすい『コロナ』や『オリンピック』の話題の方が報道をしやすいのでしょう。

 

このGW開けには、日本国内の在庫がほとんど無くなります。

さてさてどうしたものか・・・(泣

 

 

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