ただいま建築準備中の「顔をあげる家」様邸は、建築地が市街化調整区域にあたります。その場合、様々な規制がありますが、今回はいなべ市の「都市計画法第34条第11号の規定による地区指定」により、市街化調整区域内にだれでも住宅建築ができる地区にあたり、安心していました。
あとは建築の際に、「開発許可（都市計画法第29条）」または「建築許可（都市計画法第43条）」のどちらの許可が下りるのか？を待つだけでした。
43条は比較的優しい法規ですが、29条となるとさらに数カ月を要し、その基準に乗せるために開発費用も増大します。
幸い、ちょうど真隣にある親類の家も同条件でしたが、43条で建てられたとのことで、当然こちらも４３条でいけるものと信じていました。
でも結果的には、なぜか29条の判定が下り、
また建築許可が下りるまでに数カ月を要し、お金も余分に沢山かかってしまうことでしょう。
隣に住む父親にも何度も役所に足を運んでいただきましたが、まったく融通が利きませんでした。
（「非農地証明」という書類があればOKだったのですが、この証明書は現状がコンクリートであるとか、やりたくても農業ができないことが条件だそうです。）
役所の規定判断は正しいのでしょう。
でもそれって、何のための規則なんでしょう？私にはさっぱり理解できません。
１年も経過すれば、お隣の親類と同じように新築が実現できます。
その建ち姿を想像すれば、結果的には何も変わらず同じじゃないですか？
まして県職員の方は、それで問題ないとの判断でした。
担当者やその上司の正しい判断かと思いますが、何のために公務員をしているのでしょう？私にも公務員時代がありましたが、私は「国民のための奉仕者」だと教えられ育ちました。
その地域の住民のためになる方法を模索することが仕事かと思います。事情をよく聞いた上で例外措置くらいあってもいいじゃないですか？
これではさらに過疎化が進み、この町に住みたいなんて人はいなくなってしまいます。
この時代、外から住民が来てくれて町を賑やかにし、税金を払っていただいて、むしろ助成金まで出している自治体もあるくらいです。
私たちは皆、小さな頃から、おじいちゃんやおばあちゃんに「世の中の役に立て」と教えられてきたと思います。
そのために勉強をして立派に公務員になったのに、これでは人生に意味がありません。自分の子どもたちが親がそんな仕事ぶりだと知ったら、どうなんでしょう？
アール津オーナー様も子育て等に奮闘していることかと思います。
常々思うことですが、子どもは勉強ができなくてもいい、優等生でなくてもいい、でも世の中の人の役に立つ人間に育って欲しいなと思います。
※消費税増税までに建てる場合、以下のどちらかが条件となります。ご注意ください。
・2019年3月31日までに建築請負契約を済ませる。
・2019年9月30日までに建物の引き渡しを受ける。（現実には6月頭に着工、第一回建築家訪問は、4月頭がリミットになりますので、3月初旬にはご相談にいらしてください。）
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（受賞履歴）
・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞
・2014.2015.R+house全国大会法人の部２年連続全国３位受賞
・2015.R+house全国大会個人の部全国２位受賞
・2014-2017.kitchenhouse納入実績４年連続全国１位受賞
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