施工例)森林をつかまえる家/斎藤真二先生(神奈川県在住)
明日は、K様のTOTOショールーム案内と仕様提案日。準備は万端に整いました。
K様邸のデザインの目玉は、格子になります。
どこが玄関だか、さっぱりわからないこの家ではとにかく外部の「格子」が目につきます。
その格子を見た後に室内に上がると、実はまたあるところに格子が現れます。
人間の脳は、目にしたものがある程度脳裏に残る仕組みです。
これを利用し、外で見たものがまた中で現れると、鮮明に外部の様子と室内の様子が同時には見えないのに重ね合わさるわけですね。
格子と言えば、建築の勉強を続けている私たちにすぐ思い浮かぶのは、日本らしい「和文化」を取り入れた設計では、やはり隈研吾氏の設計デザイン。
あのオリンピックが行われる隈氏の設計による新国立競技場でも、この格子が多用されています。
K様邸をもしも隈研吾氏がデザインしたらどうなるのだろうか?
そんなことを思い浮かべながら仕様策定を試みました。
日本人はどうしてもこの「格子」が好きです。
それは元々が勤勉で几帳面と言われる日本人は、規則的に美しく並ぶものに心を奪われる性質があるようです。
逆にそこに縛られているので、どうしてもイタリアのような突拍子もない曲面デザインをつくりだすことは苦手なんですね。
とは言え、最近では大阪芸術大学のアートサイエンス学科新校舎にて、あの金沢21世紀美術館設計者のひとりである妹島和世先生がやってくれましたね。
やがて一般住宅にもこんな時代が来るのかな?
もしそうなったら、時代についていけない建築会社が多発しそうですね。
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