来客があると、お茶を出したりします。
お茶とは言いますが、それがコーヒーだったり、紅茶だったりもしますよね。
その際に、ちょっとした「おもてなし」を覚えておくと良いかと思います。
お茶に纏わる有名な逸話としては「三献の茶」がありますよね。
天下を統一する秀吉を支えた石田三成がどうして秀吉に見染められたかというお話です。
長浜城主となった羽柴秀吉(豊臣秀吉)は、鷹狩りの途中に喉の渇きを覚えて
観音寺に立ち寄って茶を求めた。三成は、その寺の小姓。
三成は、汗だくの秀吉を見て最初に大きな茶碗に
ぬるめの茶をたっぷり入れて差し出しました。
喉の渇いていた秀吉は一気に飲み干しました。
そして二杯目を所望しました。
三成は、一杯目より少し熱いお茶を半分だけ入れて差し出しました。
秀吉は、試しにもう一杯所望しました。
今度は小さな湯飲みに熱いお茶を差し出しました。
秀吉はこの三成の相手を思いやる心に感心しました。
それから、三成は秀吉に召抱えられることになりました。
その後、五奉行の一人となるまで出世したのです。
お茶の出し方ひとつで、案外心が見えてしまうものですね。
フジタオサム先生に教えていただきましたが、茶道には「主客一体」という考え方があるそうです。
主客一体とは、簡単に言うと、主(ホスト)と客が対等になって、共にその「空間」と「時間」を楽しむこと。
茶道の世界では、お客様をもてなしする為に綺麗に掃除をし、水をまき、季節のお花を飾り、季節に合う掛け軸をかけるなど「間」をつくる事から始まります。
そんな「気配り」や「おもてなしの心」を、客は感じ取ります。
主人からお茶を出される時、器の一番美しい部分を見せながら差出します。
客が器を受け取り、その一服に一礼します。
それは、ただ単にお茶を入れて頂いたお礼だけでなく、主人のもてなす心に、「感謝しております」という心です。
器を回すのは、その美しい器を周りの人に楽しんで頂く為だったり、一番美しい部分をなるべく汚さないようにする為です。
主人は客に楽しんでもらえるよう精一杯おもてなしをする
客はその心を感じ取り、主人を思いやる。
それが「一期一会」であるその「空間」と「時間」を共に楽しみ、心と心で会話する事ができるのです。
この「主客一体」の心こそ、「おもてなし」の真髄ではないかと思います。
アール津の家でそんな素敵なおもてなしができたら、またひとつ人生が豊かに変わるかも知れません。
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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。