お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

続・ドッヂボール


ドッジボール禁止の話をブログに書きましたところ、沢山の同感メールをいただきました。


よくよく昔を思い出してみると、そう言えば、おとなしい女の子には強くボールを投げるなんてことは誰もしなくて、そぉっと当てて、またその女の子もそぉっと当てられて外へと出たものですね。
メガネをかけている子の顔には危ないから足の方に投げたりと、ルール無きルールがありました。


他の遊びでもそうです。
缶蹴りやローラースケートでも何でも、自分たちで作ったそれぞれの暗黙のルールが必ずあったものです。
いや、作ったというよりも体験上自然とできていったルールなのでしょう。


メガネをかけている子にボールを投げたら、顔に当たってメガネが壊れて怪我をした。今度は危ないから、メガネをかけている子のベルトから上に投げたら退場にしよう。となるわけですね。


そのようなことを考えていくと、学校スポーツの中で最も怪我率の高いドッジボールは禁止しようという勝部氏の提言も理解できます。
今の子どもたちは、自分たちでルールを創造していく力がありませんからね。


ドッジボールも1991年には協会が発足され、きちんとしたルールがあります。
確かに、その地方地方や学校等により、暗黙のルール仕様が異なるため、公式な大会を行っていくためにはルールが必要でしょう。


ゲーム機を購入しても、ゲームに決められたルールがあり、
学校に行っても、昔よりもずいぶんと細分化された校則があり、
自分たちで考えて行動をするといった力をどんどんと蝕んでいます。


今、社会的大問題となっているのが「外部化」
人間が自分でできることをどんどんと身体の外部へと投げ出してしまっているのです。


「記憶を外部化」し、恋人の電話番号さえも携帯のメモリーの中にあり、自分で暗記している人なんていません。


「食の外部化」により、家庭内で行われていた調理や食事までも外へと放り出している家族も少なくありません。


今、私たちは自分の異常に気づくべきですね。


家づくりをして失敗をした箇所のアンケートを見ると、照明スイッチの場所が不便だとか必ず出てきます。


何もかも便利なことが豊かな人生で幸せなのでしょうか?


昔の人のように部屋の真ん中で照明の紐を引っ張っていた時代は、全員が不幸だったのでしょうか?


たった2、3歩も歩くことが面倒なほど、人間は疲れてしまったのでしょうか?
そんな細かいことで、人生は不幸にも豊かにも変わりません。
つまらないことにこだわる時間があるならば、もっと楽しく人生を謳歌しましょう。


「綴りごとを重ねる家」では、早くも、あのハンス・J・ウェグナー氏デザインのCH006をご購入されましたが、その際に店員さんに言われたそうです。
汚れがどうの、傷がどうのを心配されるならば、傷がつかないkitchenhouse製にした方がいいんじゃないですか?と。


私も実物を見たことがありますが、その繊細で美しいテーブルは、傷や汚れやといったものを気にしていたら、とても使える代物ではありません。
M様は、ご飯食べるところだから、こぼして汚れたり、傷がついても構わない。それが家族の綴りごとだということで、ご購入を決めたそうです。


それで、もし細かな傷や不具合が気になるようならば、きっと人生が充実していなくて、毎日が楽しくない時でしょう。家に八つ当たりし、傷や汚れを責める前に、自分の人生をみつめることが大切だと感じます。


家づくりは、確実に自分たちの人生に寄りそうものです。
新築を機に、もう一度しっかりと自分を見つめ直しましょう。



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