作家・コラムニストの勝部元気さんが「ドッジボールを学校でやらせるのを早く禁止するべき」というツイートを発信したことを発端に、「野蛮なスポーツなので禁止するべき」という意見が登場。多くの人から賛同の声が寄せられているそうです。
この国はいったいどこを向いていくのでしょう…。
どんなことでも危険はつきものですし、苦手なものもあるでしょう。
だからこそ、危険回避能力を身につけたり、その苦手を創意工夫し、知恵を絞り、克服することが勉強なのですが、勉強の根本すらわかっていない大人が増えてしまったようです。
家の外に一歩出れば、今やそんな社会です。
自分の子どもにしっかりと生きていける力をつけるには、どれだけ家庭内で教え育むことが大切か、理解できることでしょう。
そのことに気づかずに、家庭内でもヨシヨシし、親が子どもを育てているにも関わらず、自分の子どものご機嫌を取っているようでは、肝心の大切な子どもの将来を自ら潰してしまっていることに成りかねません。
そういった話をすると必ず親は、「うちは厳しくしているので、そんなことはない。」と反論されますが、そのつけは必ず後からやってきます。
なんでも親が敷いたレールの上を思い通りに歩くのが、良い子で
そのあげくが、自分の意思を持たない「指示待ち人間」をつくりあげます。
「思い通りに歩く」は、逆に言えば「誰かの指示がないと動けない」のです。
最近の中学生は反抗期さえ失くしてしまったそうです。
子供と親の関係が良好な小中学生が今では９０％以上もいるとのことで、親にとっては喜ばしいのかも知れませんが、異常です。
親がかばってくれるので、ＴＶやクーラー完備でスマホまで使い放題のいわゆる子ども部屋にこもって、連絡はＳＮＳという引きこもりを養成してしまうのです。
男の子なら親に向かって「くそババア！」というのが普通ですし、 女の子なら「お父さん臭い！」と毛嫌いするのが当たり前です。
反抗期を迎えるという事は自立心が芽生えはじめた証拠であり、 本来は誰もが迎えるのが正常なんです。
「くそババア！」と言われたら、「誰に育ててもらったと思っているの！」とビンタのひとつでもするのが親子です。
賛否両論ありますが、アール津では「ドッヂボールは廃止」に賛同される方とはコンセプトが合いませんので、建築はご遠慮したいと思いました。
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