「寄り道したくなる家」の完成観賞会では、本物の魔女の姿を見せつけられ、大きなショックを受けました。
いくら私たちが精魂込めて、骨身を削って、思い入れたっぷりの家を建てようとも、家はやはりそこに住む人ですね。人が住んでこそ家です。
益々モデルハウスや雑誌に掲載された綺麗な家に興味がなくなり、私たちは建ててきた住宅よりも、そこに住む人を見ていただきたくなります。
「完成観賞会」のネーミングを改めて、「そこに住む人見学会」としたいくらいです。
見学に来られた子どもたちは、みんな魔女にかまって欲しくて、大騒ぎし、走り回ってお母さんに叱られようとも、「もっと走れ!もっと走れー!子どもは元気が一番やに。」
赤ちゃんが窓ガラスを指紋だらけにしようとも、「いいよいいよ。お外を見たいんよな?」
ツバメさんが沢山偵察に飛んできますが、「うちに巣をつくってくれたらいいのにな」。
もう見学に来られたお客様だけでなく、近所の子ども達が寄り道だらけで魔女のとりこ。
おばちゃんちょうだいっ!ってジューンベリーの実を嬉しそうにもぐ姿。
大きい子がぶら下がっている鉄棒を真似しようとするちっちゃい子の姿。
あげくには、近所の子どもが、長靴を履いて田んぼで捕まえてきた大きな亀を魔女に自慢したくて寄り道し、ウッドデッキに置かれた姿も…。
もちろん魔女は大きな亀を持ちあげて、小さな子どもをびっくりさせてみたり、とても素敵な完成観賞会となりました。
魔女は、亀を持ちあげた汚れたその手で、すぐに魔女ベビーを抱っこし、母親に叱られていた相変わらずのおてんばです(笑)。
初めてアール津の観賞会に訪れたお客様は、もう絶句状態でしたね。
家がどうこうなんて話は誰もしていません。
まるで自分の家かのように、気持ちも落ち着いて、あちこちでオーナー様同志の交流会。料理の話や子育ての話。
同じ建築会社を選ぶということは何らかの心通じ合う部分があり、またこの家の雰囲気も手伝ってか、まるで子どもの頃に戻ったかのように、あっと言う間にお友達。
携帯番号など、あちこちで交換している姿が見られました。
さて、次は「裏表のない京町屋」今度はどんな観賞会になることやら…
こちらの魔女もなかなかやりますよ(笑)
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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。