お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

お引渡し


伊賀市N様邸「365日寄り添える家」のお引渡しが完了しました。


仕事の都合ですれ違いがちなご家族がどうしたら365日寄り添えるのか?
つかず離れずの関係をどう保つのか?
が大きなテーマでした。




今までで最も打合せ回数や時間が少なく、すべてお任せのN様でしたが、
「自分たちは素人で何もわからないので、すべて任せて結果的に良かったと思います。」との挨拶をいただきました。





施主様のご挨拶では、奥様がアール津のホームページを見つけて、最初から建てるつもりで夫婦で決めて津店へ行ったが、断られないかとヒヤヒヤしていた話などをしていただきました。



建築的なお話をすれば、たとえば20畳、25畳のLDKがあったとしても、キッチンとダイニングテーブル、ソファの配置等がうまくいかないと、残るはデッドスペースばかりといった間取りになります。


今回のN様邸でも、私たちパートナーは設計前に住宅設備等を決定していますので、キッチンとダイニングテーブルが一直線の並びなど、綺麗に納まっていますので、狭い空間をとても有効的に活用できており、デッドスペースは存在しません。


また、4.5畳という昔ながらの和サイズの意味を突き詰めて、見えない仕切りにより落ち着ける空間を演出しました。
人間関係においても、知らない人同志の距離は1,800mmが自然であり、910mmが親しい人との距離感となります。
すると、その家の来客状況などにより自然とソファの大きさや距離、配置なども見えてくるのですね。


こういったテクニックは、今後10年先、20年先の日本の住宅を考えた時、少々背伸びして非日常のような洋風住宅を建ててはみたが、やはり落ち着かない。
かといって「和」では、室内は暗く、今の家具はマッチしない…
といった難点を解決できるのでは?と思います。


そういった最先端のデザインテクニックを駆使した最高の1棟が今日無事に旅立ちました。


よく見れば、あちこちに傷があったり、汚れがあったりと
決してハウスメーカーのように完璧な家ではないかも知れません。
不自由な箇所も多々あるかも知れません。


それでも、私たち工事に関わった全員が知恵を絞り、汗を流し、
必死に頑張ってつくった1棟です。
胸を張ってお引渡しすることができました!


N様、本日はおめでとうございました。






完成観賞会への予約もどんどん入っています!
時間別入場制限もありますので、お早めにどうぞ!


桑名市「そっと置かれた家」完成観賞会ご予約


ご予約はコチラ→http://form1.fc2.com/form/?id=758792


23日(土)10:00-12:00 残1組 愛知県M様,津市I様
23日(土)13:00-15:00 残3組
23日(土)15:00-17:00 残3組
23日(土)17:00-20:00 残3組 松阪I様,桑名S様
24日(日)10:00-12:00 残2組 四日市N様,鈴鹿S様
24日(日)13:00-15:00 残2組 桑名H様
24日(日)15:00-17:00 残3組


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