毎月の工事会議

本日は月に一度の工事会議ということで、工事関係者に夜18時から集まっていただきます。

建築会社はこうして工事会議を行っているところもありますが、一般的には多くても３か月に１度くらいであり、毎月行っている会社は稀かと思います。

建築工事は入れ替わり立ち替わり行っていくものですので、なかなか職人同士が顔を合わせることが少ないわけです。

しかし、建築のミスは必ず『取り合い』とい呼ばれる業者と業者が連携する部分に生まれます。お互いに相手の仕事だと思って見合わせてしまったり、後で仕事をする人の業務のやり方が理解できていなくて、間違えた施工になったりですね。

普段から顔を合わせてあーでもない、こーでもないと顔を合わせて話すことが重要なのです。

この会議もはや９４回目を迎えますので、もう８年近く続けているわけですね。皆が歳を取るはずです（汗

実際の会議では、まずは『現況報告』から始まりますが、建築会社はなぜかこの着工棟数などを隠すところが多く、まして関係業者は他の建築会社の業務にも行きますので、情報が漏れるのを嫌ってのことでしょう。

アール津は堂々と全てオープンしていますので、受注状況などの様子は詳細にわかります。

次に『工事研修』です。

工事研修と言っても、工事のことを話すこともありますが、その分野は多方面に渡ります。細かなところでは、名刺の渡し方とかビジネスマナーであったり、自己啓発の内容であったり、様々ですね。

今日は、『史上最大の建築恐慌』という内容で、この木材不足をどう乗り切るか？がテーマになります。

何にせよ、皆の元気な顔を見れることが幸せであり、皆と顔を合わせるたびに、この仲間、そして仲間の家族や従業員の暮らしを守るために、私は高正工務店に引っ張られたことを再認識するのです。

★アール津へのご相談

オフィシャルホームページ→http://lien-house.com

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電話→059-229-7200（留守の際は転送されます）

メール→info@lien-house.com

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※駐車場は、「居酒屋CINDY（津市乙部１４-１６ ）」の「駐車場右寄（きりんビル側）」をご利用ください。

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■アール津の主な受賞履歴

・2021.日本金属サイディング工業会施工例全国優秀賞受賞

・2020.日本金属サイディング工業会施工例全国最優秀賞受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国２位受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部２年連続全国３位受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績４年連続全国１位受賞

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（質問に対する回答は、質問者が特定できないように配慮した上で、このブログに掲載させていただきます。）→info@lien-house.com

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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
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どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。

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戦国二大築城名人

私たちの仕事の場である津市では、津藩の初代藩主となって津の再興に尽力した戦国武将「藤堂高虎」が有名です。

この藤堂高虎は、「加藤清正」と並ぶ「戦国二大築城名人」とされていることはご存じですか？

生涯で築城に携わった数は20を超えるとも言われ、藤堂高虎の建築の腕は城だけに限らず、日光東照宮の大造替えにも活かされました。

1611年（慶長16年）、「津城」へ国替えでやってきた藤堂高虎。

やってくるなり、藤堂高虎は石塁をより高くする、三重の櫓を作るなど、大規模な改修を始めました。

さらに、藤堂高虎は築城だけにとどまらず、町人のための伊予町の整備、武家屋敷の整備も進めていきます。

津城はまさに、藤堂高虎の築城技術が城だけでなく、町づくりにまで及んだ場所と言えるのです。
藤堂高虎のあとは、子の「藤堂高次」（とうどうたかつぎ）が津城を継ぎ、さらに城下を発展させ、明治時代に入るまで城下町としての機能を果たしたそうです。

津城は、藤堂高虎とゆかりの深いことから、現在では馬に乗った藤堂高虎公の像が設置され、観光の目玉のひとつになっています。とは言いながらきちんと歴史や建築を学んだものしか興味の無いことかも知れませんね…。

近くにいると案外行かないものですが、気候も良くなった今

お城周辺を散歩し、素晴らしき藤堂高虎の技術に思いを馳せるのも良い時間かも知れません。子どもたちの夢のためにもぜひ連れていって欲しい場所のひとつです。

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建築家に向いている人

本日は、「水を与える家」様における建築家３回目訪問。JP松島先生に来訪いただきました。

画像はその会話の流れで、アッという間にサラサラ～っとJPさんが描いた漫画です。

私の知る限りでは、建築家には漫画好きの方がとても多く、こうした子どもが喜ぶような絵が上手な方が圧倒的に多いです。

聞いてみると、子どもの頃によく漫画を写して描いていたなんて育ち方があるようですね。

建築家＝漫画を描くのが上手い

は案外当たっている図式かと思います。

建築に関わる漫画を挙げてみると、

1.君の名は。(3巻完結)
2.魔法のリノベ(4巻完結)
3.サラリーマン金太郎(30巻完結)
4.ハチミツとクローバー(10巻完結)
5.テルマエ・ロマエ(6巻完結)
6.最強伝説 黒沢(11巻完結)
7.マホロミ 時空建築幻視譚(4巻完結)

くらいがあるようですね。

私もそんなに意識はしていなかったけど、建築という目線で見てみると面白い発見があるかもです。

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やはり値上げが止まらない

コロナウィルスの影響もあり、世界の経済の流れが大きく変化しています。

どうやら私たちの予測どおり、建築費用は大幅に値上がりする流れに巻き込まれてしまいました。真剣に建築を考えている方は今動いた方が賢明かと思います。

すでにツーバイ材は、１棟あたり50～60万円上がることが確実となりました。

在来工法の場合は、２月から上がり始めていますが７月まではこの状況が続くことが確定しています。

30坪の住宅とした場合、米松で約30万円、杉で約24万円は最低上がります。後はその住宅会社の実績と交渉力によりどこまで上げ幅を抑えられるかにかかってきます。

「この夏頃には日本に必要な外国産材が約半分になってしまう」

これが現状です。

そのため国産材の檜や杉の価格も高騰しており、SPF材（スプルース、パイン、ファー）などはなんと2倍にも値上がりしており、外壁材を止めるための胴縁や筋交いなども高騰が止まりません。

皆様に注意して欲しいのは、この価格の高騰もそうですが、知らないうちに材料の質を落とされることです。

一般的によく使われているホワイトウッドKD材が入手できないからと、ランクを落とした材で処理をされることも出てくるでしょう。その場合はお金を足してでも、同等品以上を選んで欲しいなと思います。

このコロナピンチをどう乗り切るか？

私たちの腕の見せ所です。

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窓や天井は高ければ良いものではない

「ぼんやりとできる家」様の中庭へ続く窓の高さは1,800mm。プライバシー感を守るためにあえて高さを抑えてあります。

一般的なこういった掃き出し窓などの高さはH2,000mmにすることが多いのですが、これはその窓の上にエアコンなどを設置できるギリギリの高さですね。

高さの話だけをすれば、大きく開口したい場合は天井いっぱいのH2,400mmやH2,200mmもよく使います。

天井高も一般的な住宅ではH2,400mmですが、何でも高ければ良いというものではありません。施主様の性格、その土地の条件、日射等に合わせて計画する必要があるのです。

特に天井高は、低くすることで逆にワイドが広く見えるなんて錯覚を起こすこともできますし、和室のように座って過ごすスペースの場合は低い方が落ち着く効果も得られます。

京都の町屋などでは、わざと入口を低く、そして暗く設えているので、一歩室内に足を踏み入れるととても解放感があるように感じます。

川沿いの町屋では、道路側の暗い入口をくぐって室内に入ると、バッと明るい川景色が広がるそんなイメージですね。

ぼんやり様では、外部からの目線をできるだけカットし、プライバシーを守られた包まれ感のあるリビングを目指しました。

実際人から見える見えないも大切ですが、見られているんじゃないか？と感じるだけでも落ち着かないものです。

かといって、階段を上がり二階からこの中庭越しに外部を見るととても解放感があり、室内も上からの光でとても明るいですね。

新築時に中庭を望まれる御家族も多く見られますが、ひと口に中庭といっても様々な遣り方があります。

その土地、その家族に合わせて私たちは考えていきます。

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HySTRONG施工中

「変わらない家」松阪市M様邸では、HySTRONG基礎工事中。

このアール津標準の基礎は一般的にはあまり見かけることはありませんが、次世代の基礎工法として全国から注目されているものです。

いくつかのポイントがありますが、まずは断熱材を内外側に配置することによって、熱橋を防ぎ、暖かい床下環境を実現しています。

よく基礎内部に910㎜だけ断熱材を当てて「基礎断熱」なんて謳っている記事も見かけますが、わずか910㎜で熱橋、すなわち外部からコンクリートを伝わって基礎内に届く冷気を抑えられると考える方がおかしいと思います。

基礎外でシャットアウトする方が明らかに優れていますが、工事が面倒なためあまりやろうとしないのですね。

次にこの基礎は一体打ちです。

多くの住宅基礎ではコンクリートは２回に分けて打つため「耐圧版」と「立ち上がり」の間に「打ち継ぎ」といわれる継ぎ目ができているものです。

これにより強度はとんでもないほど変化します。

どれだけの力を掛けたら基礎が壊れるかを計測したデータをあげると

基礎の反りは　二度打ち20KN　一体打ち60KN

クラック発生　二度打ち65KN　一体打ち変化なし

爆裂　　　　　二度打ち80KN　一体打ち変化なし

破壊　　　　　二度打ち90KN　一体打ち変化なし

くらい大きな差があるのです。

HySTRONG工法は、この鉄筋組みを見ただけでベテランの鉄筋屋さんまでもこんなに丈夫な組み方は見たことが無いと驚いています。

実は、従来の基礎での内部立ち上がりの代わりに、高圧版式グリットポストというものを使用しており、一般的にはやらない構造計算まできちんとされたものです。

実は、高気密・高断熱や、耐震性、耐久性は建物だけの話ではありません。何よりも大切なのは基礎であることはこの業界のものならば誰もが知っています。

それでも、消費者の方にはわからないところなので、未だに「うちはベタ基礎だから安心ですよ」なんて声も聞くと思います。そんな軽い言葉は嘘ですから注意して下さいね。

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一番好きな時間

社内ヒアリングの中で、必ず聞かせていただくのが、「日常の中で一番楽しい時間はいつですか？」という質問。

９割以上の確率でほとんどの奥様は、「子どもを寝かせて片付けが終わった後にゆっくりとする時間」なんて答えます。

御主人の方も同じ意見は多いのですが、その他には「寝ている時」やら「お風呂」、「帰宅後のビール」など様々なキーワードが飛び出しますね。

あくまでも平均的なお話ですが、清潔好きの女性よりも、男性の方がお風呂が好きな傾向にあるような気がします。

中には１日に必ず２～３回入浴するなんて方もみえますね。朝、帰宅後、就寝前ですね。休みの日ならば、さらに回数が増えるそうです。

美容家の間で人気の『闇風呂』という入浴方法は知っていますか？
暗闇の中でお風呂に入るだけでリラックス効果が絶大だと話題になっているのです。

浴室を暗くする闇風呂は、視界に気を取られない分、リラックス効果が生まれるといわれているのです。やはり疲れは目から来る部分が大きいということでしょう。

一度試してみて下さい。

ひと言先に家族に言っておかないと、病んでいるとおもわれそうですが...。

そこにキャンドルなんて持ち込むのも素敵かも知れません。

キャンドルのゆらゆらと揺れる光には、自然界にしか存在しない例の「1/ｆゆらぎ」という法則のリズムがあります。

心臓の音、波の感覚、雨音など、いずれも一定のようでいて、実は予測できない不規則なゆらぎがあり、それを「1/fゆらぎ」と呼んでいるのです。

不思議と心地の良い癒しの時間を、ぜひお風呂場でも感じて下さい。

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