新築にあたり、ここはこうするああすると打合せを行うわけですが、大きな建物の全ての隅々までご説明、打合せをすることは難しく、ある程度は建築会社任せとなる部分が出てきます。そして、その部分にこそ建築会社のセンスが問われるわけです。
一例を挙げれば、画像の玄関ポーチタイルなどの割り付け。これはタイルの種類によりお客様と打合せすることもありますが、ほとんど場合は無いことでしょう。
しかも現場では左官屋さん任せになってしまうことが多い部分です。
アール津では、どうすればカッコいいか?どうすれば無駄が出ずにコストを抑えることができるか?どうしたら後で不具合が出にくいか?など試行錯誤して決めています。
何も指示がないと一般的には職人がやりやすいようにしてしまうことが多い部分でもあります。
そして「上がり框(あがりかまち)」とか、「玄関框」と呼ばれる部分。
建物の外と中を分けるために設けられた横木の段差のことですが、家の中では靴を脱ぐ習慣のある日本家屋ではおなじみのものです。
これがないと、むき出しの木材でトゲが刺さってしまいますので、安全に玄関を使うためには上がり框が必要になるのです。
玄関を開けてまず視界に入るのは、上がり框ですので古く立派な日本家屋は、それはそれは立派な木材を使った框がついていることが多いように思います。何なら上がり框は玄関の顔とまで呼ばれるくらいです。
このフェイク品ばかりの世の中では、玄関框も実は身が詰まっていなく、表面に突き板と呼ばれる薄くスライスした木をL字型の部材に貼り付けたものを被せていることがほとんどですね。突き板ならばまだ良い方で、プリントシートを貼っているものの方が多いかな?
これもお客様に細かく説明している建築会社はあまり存在しないことでしょう。ということは建築会社のセンスが出てしまう部分になるのです。
お客様によっては、その細かい部分も全て知りたいと思われる方もいるかと思いますが、建築費用をなるべく低く抑えるためにと考えると、建物構造や仕様は削りたくありませんので、省けるプロセスは建築会社の業務の簡素化となるわけですね。
世の中でこれほど複雑な手づくりの商品はありませんので、ご理解をいただきながら、楽しく家づくりを進めたいものです。
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