来週末に完成観賞会を迎える「風をふさぐ家」様では立ち入り禁止のタイル張り工事中。画像のような玄関ホールができあがり、いよいよ階段の施工に入っていきますが、外部のタイルが観賞会に間に合うのか?ピンチです...。
さて、お客様の中には住宅展示場のモデルハウスを見て素敵だと憧れる方も多いようで、スマホに収めた画像もよく見せてもらいます。
でも正直、素敵だと思えるのはわずかしかなくて、どうしてこれが素敵に見えるのだろう?と考えさせられます。
私たちは、古びるようなデザインは好きじゃないので、できるだけ「芸術性」といった目線で見てしまいます。しかも、そのもの単体を見ているというよりは結構広いエリアでデザインを判断します。
私たちが子どもの頃の美術の教科書に載っていた絵は、未だ教科書に載っていますし、あちこちの美術展でも相変わらず大人気です。
しかも、それらの絵は「余白」や「額縁」をしっかりと考えて、実に上手にマッチした飾られ方をしています。
私たちもそういった家づくりを目指しているのです。
もちろん中には、設えの上手なミサワホーム様のようなハウスメーカーもありますが、ああいった美しいものは展示場の中では少数かと思います。
でもなぜか素敵に見えるみたいですね。
それはおそらく生活感が薄いことからでしょう。
生活をしていたらティッシュの箱も置いてありますし、食後に飲む薬の袋があったり、何かと使うハサミもそばにあります。
飲みかけのペットボトルが置かれていたり、冷蔵庫にゴミ出しカレンダーが貼られていたりするのです。
モデルハウスでは、キッチンには全く何も置かずにオシャンなソープディスペンサーが置いてあったり、花までも飾られていたり、それは素敵に見えるはずです。
逆に言えば、それを真似して生活感を消してしまえば、どんな家でもあのモデルハウスのように素敵に見えるのです。
でも本当のオシャレさはそういったところではなくて、椅子に座った時に何か心地が良い。食事をしていても美味しく、楽しく感じる。
そういったことは、一般の方からすれば偶然の出来事かも知れませんが、私たち建築のプロは計算をして演出をする必要があるのです。
今日は、度会町O様の第一回建築家訪問でした。
広島県から吉田豊先生に来訪いただき、O様宅にて十二分なヒアリングを行わせていただきました。いろんな話をする中で、だんだんとご要望の真意が見えてきて、私たちの頭の中には次から次へとアイデアが湧き出てきます。
帰り道は、そのプランの話しに盛り上がり過ぎて気が付いたら高速道路の津ICを通り越してしまっていました(汗
その分、吉田先生には遅くならせてしまいましたが、今頃新幹線の中ではもうプランは固まってきていることでしょう。
プラン提示が超楽しみです!
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・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞
・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞
・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞
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