
ダウンライトに慣れていない方は、ダウンライトというと何だかそのライトの下だけを照らすイメージを持たれるようです。
ダウンライトにも機種により配光角があり、ダウンライトから60°の広い範囲に光を届けるものや25°という狭い範囲にしか光を届けないものまで様々です。
つまり2m40cmの天井高が一般的ですが、そこから直径100mmのダウンライトを照らすと、直径2m80cmの丸い範囲を照らします。これはちょうど4.5帖の広さですね。
ダウンライトの明るさは従来の蛍光灯や白熱灯のように何W(ワット)という表現はしません。ルーメンという明るさの単位で表現するのです。それでは感覚としてわかりにくいのでカタログを見ると、「810ルーメン、60W相当」などと書かれています。
これが4.5畳だと2,200~3,200ルーメンくらい必要かと思いますので、60W相当ならば2個~3個、4個必要ということがわかります。
昨今はメインで使うお部屋では明るめにしておいて調光器を付けるということがスタンダードでしょう。
日本人は従来「一室一灯」の照明が主流であり、部屋全体を均一に明るく照らすことを重視していました。
これは、外国人から「日本の照明は明るすぎる」と驚かれることも多く、海外では、部屋全体を明るくするよりも、必要な場所を必要なだけ照らす「多灯分散」の考え方が一般的なのです。
これは貧しくてやっと蛍光灯が普及した戦後の日本では、「明るいことが正義、贅沢」とされ、部屋全体を明るく照らすことが良しとされてきたからですね。
高齢者でも部屋の隅々が見えやすいように、という配慮も一因かも知れません。
作家、谷崎潤一郎が日本の伝統美を論じた『陰翳礼讃』(いんえいらいさん)は、西洋とは異なり、影を活かすことによって生まれる独特の美意識について述べたものであり、手にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
このように元々日本では、「行灯(あんどん)」に象徴されるように、陰影を大切にする美意識がありました。しかし、蛍光灯の普及により、この美意識は薄れていったとされているのです。
新築を機にグレアレスライト等を使い、西洋のような生活を試みるのも良いかと思います。目がすごく楽になり、一度これに慣れてしまうとお部屋全体が明るすぎる場所ではとても疲れやすくなることは確かかと思います。
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・2022.第18回優秀住宅研究会全国大会営業コンテスト第1位受賞
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・2021.日本金属サイディング工業会施工例優秀賞受賞(全国ベスト6)
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