多気町土羽の「拾い集める家」では、お天気も良く、ベースコンクリートが打設されました。
コンクリートの打設には、あらかじめ予約を入れた「生コン車(ミキサー車)」と「ポンプ車」がやってきます。
「生コン車」はコンクリートが入っているもので、よくドラムをぐるぐる回しながら走っている姿を見かけるかと思います。
あれはよく、固まるのを防ぐためと勘違いをされますが、実はコンクリートが分離してしまうのを防ぐためです。生コンクリートはセメント、砂、砂利、水、混和剤でできているので、ぐるぐる回していないと比重が異なるために輸送中に分離してしまうからです。
現場に到着したら、今度はドラムを逆回転で回し、後部のシュートと呼ばれる樋(とい)から生コンを排出しますが、それが終わったら、ドラム内に残った生コンが固まってしまわないように、ただちに車両の水タンクの水を使ってドラム内を洗浄するのが基本だそうです。
「ポンプ車」は生コン車が運んできたコンクリートを基礎の型枠に流し込むための車ですね。
何せやりかけたら、固まってしまいますからもう一服はできません。お昼であろうと何であろうとやり続けるしかないので、夏場は超過酷な作業となります。
日本建築学会の建築工事標準仕様書には、打ち重ねの許容時間について
・外気温25℃未満:120分以内
・外気温25℃以上:90分以内
と定められています。
打ち重ねの間に時間がかかってしまうと、先に打ったコンクリートと後で打ったコンクリートは固まり具合が異なるので一体化できない可能性があり、その継ぎ目部分のことを「コールドジョイント」と呼びますが、これは施工に原因がある不具合となるのです。
このコンクリート打設も新築工事ではとくに重要な工程のひとつ。
いくら机の上で綺麗ごとを並べたところで、正しい施工が行われていなければ、完成した構造物は適正な強度は得られていません。
正しい方法で施工を行うことが重要ですので、結局のところは「家の差は、職人の差」でしかないのです。
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