建築会社の広告を見ていると一般的には、少しでも安く見せようと記載していることが多く、結果的にはその金額だけで足りなくて、がっかりなんてことが多々あると思います。
なぜそんなに安く見せたいのでしょうか？
私たちから見れば、それだけ「財産価値が無く、耐久性の低い住宅ですよ。」と謳っているようにしか見えません。
世の中、当然ですが「価値ある良い物は高い」のです。
安く見せようとする工夫として、次の４点が挙げられます。
- 建築施工面積とか、なるべく大きな面積で割って「坪単価」を安く見せる。
- 1.の坪単価計算の金額はどこまで含んだ金額を割っているのかがわからない。
- 建物本体価格といった謎の表現でごまかしている。
- 全て含んでいると言いながら、必要な予算を見ていない。
1．の建築面積のお話は少し難しいです。
建築は一般的には延床面積で表現します。延床面積とは字のとおり、建物各階の床面積の合計のことを表しています。つまり、バルコニーやら吹抜けやら小屋裏収納（ロフト）、玄関ポーチなどはこれに含まれません。
金額／延床坪数で出した坪単価と、金額／施工面積で出した坪単価では大きく異なるのです。
2.さらに、1.の「金額」はどこまで含んだ何の金額だかさっぱりわかりません。基準がありませんから、建築会社の好き勝手です。例えば「その金額には照明器具は含んでいません。」なんて普通にあるのがこの業界です。
3.建物本体価格？よくわかりません。
例えば、建築中に掛けられる足場、職人が使う仮設トイレは、引渡時にお客様に渡すものではないから本体価格では無いなんて平気で言われます。
4.あげ出したらキリがありませんが、屋外給排水工事、屋外電気工事、照明器具工事、建築確認申請費用、地盤補強・改良費、屋外ガス工事...といくらでもありますが、これらの何かが漏れているなんて、普通にあること。
よく800万円～の家なんてありますが、この「～」が曲者ですね。おそらく最低でも1,200～1,300万円はいってしまうでしょう。
なんなんでしょう？この日本。
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・2021.日本金属サイディング工業会施工例優秀賞受賞（全国ベスト6）
・2020.日本金属サイディング工業会施工例最優秀賞受賞（全国ベスト1）
・2015.R+house全国大会個人の部全国２位受賞
・2014.2015.R+house全国大会法人の部２年連続全国３位受賞
・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞
・2014-2017.kitchenhouse納入実績４年連続全国１位受賞
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