本日は津市Ｍ様邸の上棟ということで、早朝６時半に現場に到着し、大工一同を迎えました。
アール津の中では久々のとても大きい35.6坪もの２階建て住宅、例によって分譲地の角に建築しております。
８時ちょうどに上棟は始まり、瞬く間に建物の形が見えてきます。
もちろんウッドショックの中ですので、建築部材等は大幅に値上がりしてしまいましたが、アール軍団の団結負担により助けていただき、弊社からお客様にご請求することなくこの日を迎えることができました。
先日お知らせしましたガルスパン外壁の値上がりで、ガツーンとやられていましたが、よくよく考えたら、屋根もガルバニウムということでこちらも値上がりです…。
そうなると、安価なコロニアルの屋根に変えてしまおうか？とさえ思ってしまいますが、皆様ご存知のとおりすぐに苔だらけになって１０年もしたら再塗装なんてことが起こってしまいます。
もちろん、その方が建築会社は儲かるのですが、地域密着の会社ではそういった傷みやすい部材を使うことは考えられません。
上棟作業に欠かせないのが、このクレーン作業。
クレーンが下手くそだと、怖くて大工は上に昇って作業ができません。重量物でちょっと押されたら人間なんて簡単に落ちてしまいますからね。
緊張感をもって、的確に荷を下ろしていきます。
クレーン車は屋根もサンルーフのようにガラス製。上を見上げて電線等に当たることのないように慎重に、慎重に作業を進めます。
メインの屋根よりも一段下げた位置に建築された片流れ屋根や、またはその下にある空間を「下屋」と言いますが、この家では２階が乗っていない和室がありますので、その下屋の様子がよくわかります。
屋根は雨水を流すために必ず勾配が付きますが、この下屋では、その勾配を見せずに単純な四角い屋根に見せるために「パラペット」という羽根のように突き出た壁を立ちあげています。
最近の家は玄関ポーチが狭く、雨に濡れることが多いのですが、この家のポーチは２畳もありますので、とても暮らしやすいかと思いますね。
何とかウッドショックを乗り越えてここまでたどり着くことができ、ホッとしておりますが、完成までもうしばらくお待ち下さい。
必ずご期待以上のものができあがると思います。
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・2021.日本金属サイディング工業会施工例優秀賞受賞（全国ベスト6）
・2020.日本金属サイディング工業会施工例最優秀賞受賞（全国ベスト1）
・2015.R+house全国大会個人の部全国２位受賞
・2014.2015.R+house全国大会法人の部２年連続全国３位受賞
・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞
・2014-2017.kitchenhouse納入実績４年連続全国１位受賞
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