建築家との勉強会その2は「家族を近づける家」。建築家長谷部先生と研修させていただきました。
この家は、土地の間口が4,500㎜程度しかないため、いわゆるウナギの寝床のような間取りになります。
昔からの長屋が並ぶような狭小地では、間口が5,000㎜といった土地も多いので、参考になるお話かと思いますね。
インナーガレージを御希望ということで、どうしても道路沿いにガレージがゾーニングされることになりますが、このガレージはとても大きいのでアルファードも楽々止まり、納屋代わりにも使うことができる便利なものです。
従来からの日本建築では基本2,730mm(柱芯)、つまり4畳半間口が基本となっており、それに合わせて家具、家電、住宅設備等もつくられております。
私たちは、910mm(柱芯)を1スパンと呼ぶので、3スパン分(910mm×3スパン=2,730mm)ですね。
この画像でおわかりのように、キッチンの標準的な大きさが2,550mmあり、これに通路分の1スパンを足すと、4スパン間口(3,640mm)となるわけですね。
ダイニングスペースも3×3スパンで横に通路の1スパン必要ですから、同様です。
リビングサイズを考えても、標準的なリビングは3(2,730mm)×4スパン(3,640mm)の6畳ですので、この3,640mm間口はジャストサイズとなるわけです。
つまり最小限の効率的な間取り住宅となるわけです。
ガレージの上は大きなデッキバルコニー。庇がかかっている部分もあり、まるで室内にいるかのように遊ぶことができるものです。
最近4人目のお子様が産まれましたので、こちらで安心して遊ばせることができるプライベート空間ですね。プール遊びなどしていても、外からは何も見えません。
バルコニーの開口部にある柱までガルスパンを巻いているので、長谷部先生も驚かれていましたが、このディテールにより秀逸な美しいデザインをつくれたと思っています。
ここでも先生に沢山の細かな技術を教えていただきましたので、またまた今後に活かせそうです。
建築って凝りかけると、どこまでも凝ってしまい先に進みませんしコストもかかります。この矛盾に挑戦しながら、できるだけお金はかけずに良いものを導き出したいと思っています。
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