お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

写真を見ただけで仕様はわかりますか?

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最近はSNS等で住宅画像も沢山見られ、あちこちの施工例を参考にされる方も多いことと思いますが、そこに詳しい解説が無いために物の価値などがわからないとも聞きます。

 

実は、少し詳しくなると、この画像を見ただけで、その建築会社の提案力などはすぐにわかるものです。

 

まずは上からいくと、キッチン背面収納部分には小口径のグレアレス・ダウンライトを使用していることが目につきますね。

一般的なダウンライトは100パイ、つまり口径が100㎜のものですが、この照明器具は50㎜のもの。また、LEDダウンライトは目に刺さるような明かりが特徴的ですが、このグレアレスライトはそういった眩しさをカットし、横から見るとまるで照明が点いていないようですが、光の当たる範囲はしっかりと照らしています。

 

壁を見ると、白いクロスは卵の殻をつかった「エッグウォールライト」。これにより強力な消臭・調湿効果が期待できます。またなぜか猫ちゃんが嫌うため壁で爪を研ぐことが無くなることがアール津の沢山の猫好き住宅にて立証されています。

 

グレーのクロスは、「エコフリース」パルプ等の自然素材を主原料とし、強化のためにポリエステルを加えた壁紙用のフリース(不織布)に塗装を施したものです。

一般住宅では、表面がビニール製・裏面が紙製のビニールクロスが90%以上を占めていますが、フリースを基材とした壁紙は耐久性・施工性に優れ、世界でシェアを伸ばしているのです。

 

その壁の一番下のフロア材との境を見ると、白い壁には白い巾木。グレーの壁には黒い巾木と資材を変えて、なるべく存在感を打ち消しています。

 

キッチンを見れば、アール津では標準ですが、オーダーキッチン専門のkitchenhouseならではで、サイドのテーブルを設置されるところにコンセントまで仕込まれています。

水栓を見るとTOTOのスワン水栓ですね。こういった好きな物を組み合わせれられるのもオーダーキッチンならではの良さです。

 

床を見れば、継ぎ目が揃っていないので定尺物でないことがわかります。乱尺張りのオーク無垢材が使われています。

シート張りの床とかもやはり継ぎ目が揃いますので、こちらはフェイク感が無く、より自然素材の味が出ていますよね。

 

お客様の方でいろいろ調べることも大切ですが、WEB上では本物の解説が少なくてなかなか目を肥やすことができません。たまにはこのブログでも覗いて下さいね。

 

 

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(受賞履歴)

・2020.日本金属サイディング工業会施工例全国最優秀賞受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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