お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

建築通だけが震える話し

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今日のブログは建築通だけが震えるお話…。マニアックじゃない方は飛ばして下さい(汗

この「風をふさぐ家」の敷地を見て、建築家長谷部勉先生と5分で意見が一致したお話です。

 

この斜め壁は、決して奇をてらったデザインをするために付けたものではありません。プライバシー重視のお客様の暮らしを守り、なおかつ町並みのつくり方、見せ方を意識したものになります。

 

分譲地は、住宅用敷地と取付道路に分割されますが、取付道路は触ることができませんから、どうしても住宅の建つ方向が疎(あば)らになります。

 

道路を挟んだ反対側の敷地と、こちらの敷地とがその開発の歪みにより、角度が違って造られています。

その先頭に建つこの家により、この歪みが解消できたらカッコいいですよね?というところから始まりました。

 

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右側の分譲地の角度と、グレーの斜め壁の角度が揃っている様子

画像ではわかりにくいのですが、こういった感じに見ることができます。

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前の分譲地内から見ると、斜め壁は一直線なので見えません。

画像真ん中の道路側溝にピタッと沿ってグレーの斜め壁があることがわかります。

まだ外構ができていませんが、アプローチにコンクリートが打たれると、まさに道路が続いているかのような錯覚を起こすことでしょう。

 

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反対側から見た様子

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壁が道路に繋がっている様子がよくわかります。

 

私たちはたとえ一般住宅であっても、そのお施主様へのご提案だけでは無く、町全体へのプレゼンテーションでもあるのです。

人間は、なぜか揃っているものに美しさを感じ、整っているものに気持ち良さを感じます。

 

この「風をふさぐ家」様の設計により、この町の見え方は大きく変わったと思うのです。

 

 

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(受賞履歴)

・2020.日本金属サイディング工業会施工例全国最優秀賞受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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