お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

経年しないとわからない塗装技術の差

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「心が解ける家」では、外部では塗装工事、内部ではクロス工事が進行中。

塗装は完成仕上がり時には、手を抜いても抜かなくても大差がありませんので、どのように施工したのかは知るよしもありません。

ところが経年変化により、その仕事の差は歴然と表れます。

 

塗装は何となく器用な人なら自分でもできるのでは?と思いがちですが、とても大変な作業。まずはこの養生ですね。プロとの差は養生で表れます。

何もここまで囲まなくても、こんな小さな部分までマスキングしなくても…と思うところまできちんとやります。

 

おそらく若い頃に隣家に飛ばしたり、車を汚したりと様々なトラブルも経験し、安全には安全を重ねる習慣がついていったのでしょう。

 

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先に塗装面と上塗材との密着性を高めるためにシーラー材をロール刷毛で丁寧に塗ります。これにより、中・上塗り塗料の吸い込みを防ぐことができます。

 

そして次は、画像の中塗り作業。

 

1度塗りでは、上塗りの際に表面を凸凹させる模様仕上げをするために、凹んだ部分から下地が透けて見えてしまったりして薄くて割れやすくもなります。

こうしてきちんと中塗りをし、その上に仕上げを吹付けるのが正しい施工方法ですね。

 

町中ではあちこちで塗装現場を見かけますが、車を止めて観察をしていると、シーラー処理を省いているところもよく見かけてしまうのが現実です。

 

うちのスタッフの家の門壁も、ブロックの表面が塗装仕上げをされていますが、下塗りを省いたのか?わずか半年で水も染み込み、塗装がボコボコに膨れ、破れました。

 

職人の工事はこうしたひとつひとつの積み重ね。

最近は地震を心配して耐震等級にこだわるメーカー様もよく見かけます。それはそれで大切なことですが、本当にその図面どおりに工事をしているのか?

絵に描いた餅の耐震等級であり、筋交いがきちんと止められていないなんてことは無いのか?ボルトやビスはきちんと施工されているのか?

本当に心配しないといけないのは、そこかも知れません。

 

 

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・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

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