お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

お客様にお金を落とさせる家づくり

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アイムの家・津市N様邸 間もなく足場解体

住宅と言うのは、車や家電とは異なり耐用年数がとても永い商品です。ところが余りに耐用年数が永いと、今度は建築会社が持ちません。

そのことをうまく考えている会社も見かけますね。

 

今日、増築の現地調査に出掛けたある大手量販ハウスメーカー様の家ですが、近隣にも同じメーカーの家が建ち並びますが、実にうまく考えられているなと感心します。

 

例えば、外壁にはコーキングを極力使わず、そこはそのハウスメーカー独自のパッキン材を組み込んでいます。つまり他社にメンテナンスはさせないぞ!といった工夫ですね。

 

また、必ず玄関ドアの枠が早く色褪せるようにも工夫しています。

 

毎日のように目につき、家の顔とも言われる玄関口ですから痛んできたら気になります。これでメーカーに連絡をすると必ず全塗装を勧められる仕組みですね。

構造そのものが早く痛んでしまうとクレーム等になりがちですが、そこはしっかりと組み込み、こういった余り影響は無いけど見た目がなあ…といった部分をわざと痛ませているのでしょう。

「 家守り」という言葉の影に隠れて何かを企んでいるように思えて仕方ありません。

 

どうも日本の産業はなんだか違う方向を向いている気がしてなりません。

 

先日も藤井聡太将棋七段が、最強将棋ソフトが6億手以上読んでようやく最善と判断する異次元の手を23分で指したと話題になりました。

このことをあの「ひふみん」が、「AIを過大評価する一方で、天才棋士の頭脳のきらめきやひらめきを、そもそも軽視しすぎの世の中ではないかと歯痒い想いがする」とツイートし話題になりました。

 

ひふみんは、そもそもコンピュータが人間に挑むことに何の意味があるのか?とも疑問を投げかけました。

 

確かに学生たちのプログラミングコンテストなどでは学ぶことの題材にもなりますが、プロの会社がそのプログラムを開発する知識や労力、技術を例えば医学や世の中に直結して役立つことの方に活かした方が良いだろうと感じます。

 

私たち建築のプロも同じです。

お客様に何とかしてお金を落としてもらう方法を考えて会社の存続を目指すよりも、家は間違いなく良いものをつくり、それでいて会社が存続できる方法を模索した方が正解じゃないかと思うのです。

 

 

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・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

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