お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

チラシにある住宅価格って…

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本日、土地が自分のものになったH様の通帳(笑)

本日無事に土地の決済(お金の支払い)を終え、あの土地がH様自身の持ち物となりました。おめでとうございます。

 

画像のように、1千万円のお金が住宅ローンから入金されましたが、そのお札を見ることもなく、あっと言う間に引かれてしまいました(涙

 

その内訳を見ると

・住宅ローンの印紙代、10,200円

・住宅ローン保証料、206,150円

・手数料、55,000円

これが住宅ローン関係で引かれるお金で合計271,350円

 

そして

・不動産仲介手数料、396,000円

・登記費用、196,400円

・固定資産税、69,157円

の合計661,557円

 

土地の残金が9百万円ということになります。

 

つまり、土地代金の他にかかった費用が932,907円となります。

 

住宅チラシなどを見ていると、建物本体価格だとか、何だとか、一応掲載されてはいますが、これがどこからどこまでを含んでの費用なのか?さっぱりわかりません。

下手をすると、照明器具や網戸さえも含まれていないなんてこともザラにあります。

 

特に仮設費用や造成費用は要注意ですね。

 

仮設として設置される足場やトイレ、フェンスなどは最終的にお客様に建物を引き渡す際には外されているものだから建物本体価格に含まないといった解釈まであります。

 

建物は建築地にそのまま建つわけではありませんので、敷地を削ったり盛ったりの工事が多少は必要です。この造成費用も馬鹿になりません。

 

H様は、住宅ローン保証料を一括で支払われましたので、今回は約20万円でしたが、これも手元にお金が無い場合は、金利に上乗せして毎月の支払いに加算されるといった方法も取れます。

 

しかし、その場合金利に約0.2%上乗せされることが多く、支払い額は約40万円と2倍に膨れ上がることになります。

 

何が言いたいのかというと、家を建てることにはお金がかかります。きちんと教えてもらわないと足りない!なんてことが普通に起こっているのです。

 

またその住宅ローンの組み方次第で、300万円程度の差はすぐに出ます。

アール津で家を建てられるお客様は、すでにこの点で得をしていますから2,500万円と考えていた予算に+300万円かけてくださるなんてことがよく起きます。

私たちも銀行様を敵に回すつもりはありませんが、巨大で安定した企業様にお金を支払うくらいならば、私たちにその分を使って下さい!というのが本音です。

 

とは言いながら最近は銀行さんも経営が厳しい時代ですが…

 

 

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