コロナ対策でお客様との打合せも最少人数にて、必要最小限でご対応させていただいておりますので、パートナーにも多少時間の余裕が生まれます。
その時間を利用し、模型作成の練習をしてもらっています。
今回は津市N様邸！
建築家の先生のように、きちんと窓を切り抜いたり、屋根を外せば室内の壁等もつくられていたりとかまでの精度は求めていませんので、外観と敷地に対する配置だけになりますが、それでも初めての家づくりの方は空間イメージが苦手なことが多いのでお役に立てるかな？と思います。
建築模型も最近は３Dプリンターを用いることもあると聞きますが、まだまだ高価です。一般的には、両面紙貼りのスチレンボードを使って作成します。
両面紙貼りスチレンボードとは、高密度の発泡スチロール板に白色上質紙がサンドイッチして貼ってある発泡ボードです。
このサンドイッチの皮１枚を残してカットすることで、糊しろが作られ、重ね合わせができる仕組みですね。
ただ、その皮１枚を残して削り取る作業も難しく、窓なんて細いサンを残さないといけません。カッターナイフの刃もすぐダメになるので、１個の住宅を作るのにあのポキポキ折れる刃を１枚使うイメージです。
カットされた部材は専用のスチレン糊を使って繫ぎます。この糊は乾きがとても速いので、接着して１０数えたら手を放すようなイメージで繋いでいくのです。
ただ、これも横に漏れると跡が残ってしまいます。
わずか１mm程度の糊しろに余った糊がはみ出さない程度に上手く糊付けし、繋いでいかないと、模型が汚くなりますね。
建築系の大学などに進まれると、まずはこの模型作成実習などから入られるところが多いと聞きます。
平面図をいくら描いたところで、こうした模型のような立体空間イメージが頭の中でできていないと、良い図面が描けないからでしょう。
こうした模型は外注をすれば、軽く５万円程はかかってしまいます。
よりよいサービスができるように、パートナーの空き時間に自分たちでつくれるように努力していきたいと思います。
とにもかくにも第一号作品は、合格ライン突破としましょうか(笑)
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※駐車場は、「居酒屋CINDY（津市乙部１４-１６ ）」の「駐車場右寄（きりんビル側）」をご利用ください。
（受賞履歴）
・2020.日本金属サイディング工業会施工例全国最優秀賞受賞
・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞
・2014.2015.R+house全国大会法人の部２年連続全国３位受賞
・2015.R+house全国大会個人の部全国２位受賞
・2014-2017.kitchenhouse納入実績４年連続全国１位受賞
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