画像は「陽だまりに包まれる家」様に設置されたルフロ400。その上に見える屋根裏のモコモコは北米最強の断熱材アイシネンです。
シックハウス症候群を防止するための対策として国は、建築基準法にて「住宅の居室には、換気回数０．５回／ｈ以上の機械換気設備（いわゆる２４時間換気システム等）の設置が必要」と決められています。
もちろん机上の空論ですので、きちんとした気密が取れていない住宅では、この計算通りに換気はできていません。
気密測定を行い、その数値が悪くても0.5cm2/m2以下でないことには計画的な換気はできていないと思います。（アール津の2019年平均値は0.12cm2/m2）
その機械換気システムには大きく分けると３通りあります。
1.「第1種換気システム」給気・排気とも機械換気で強制的に行う。
2.「第2種換気システム」給気は機械換気で行い、排気は排気口から自然に行う。
3.「第3種換気システム」排気は機械換気で強制的に行い、給気は給気口などから自然に行う。
一般的には、1か3になろうかと思います。
最近は、これに熱交換機能をつけたものが主流になりつつありますね。
三重県では比較的暖かい地方なので、アール津標準では「ルフロ400（第3種換気システム）」を採用しており、その他の換気システムはオプション設定としています。
これを採用している最も大きな理由は電気代ですね。
人気の第1種熱交換付換気システムの澄家などを使うと、電気代は700～800円／月かかります。
ルフロはそれに対して100円以下／月です。
熱交換しているから、その分暖房費が安く済みますよといったお話もありますが、温度計を使って実際に測定してみると、ルフロと澄家ではさほど差が見当たりません。
おそらく、熱交換をしていたとしてもそこからの経路が長いので、温度が戻ってしまうのでしょう。
他の第1種換気システムも沢山出ています。
私たちは、全て実際に計測して実感したお話ができますので、ご質問下さいね。
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