「間口を広げる家」様では、基礎の配筋まで完了。
第三者検査機関であるJIO様の配筋検査が混み合っていて、1/8に決定し、その検査を待ちタイトモールド型枠工事へと進んでいきます。
このJIO様の検査。
何だか「合格しました!」という、たいそうな記事も見かけますが...
もちろん第三者の目で再度確認することは重要であり、
鉄筋の太さやピッチ(間隔)は適切であるか?
完成時の基礎コンクリートの表面から鉄筋がどれくらい内側に入っているか?
鉄筋の連結部分の重ねが鉄筋の太さの40倍以上取れているか?
鉄筋を浮かせるためのスリーブは適切に配置されているか?
などなどを確認していただき、直した方が良いところがあれば直すということで、不合格ということはあり得ません。
そのための検査であり、これをきちんとクリアしないと瑕疵保険がつかなくなってしまいます。
検査項目なんて基礎屋さんは当然知っています。この鉄筋を組む鉄筋屋さんも当然熟知しています。
ですが、人間なのでうっかり「スリーブを1個置き忘れた!」なんてこともあるので、この検査は助かるわけです。
でもでも...
逆に言えば、検査項目に無い箇所も知っているわけです。
手を抜きたければ、どこでも抜けます。
簡単に言ってしまえば、コンクリートの強度ランクが低くてもJIOの検査とは関係のないことなのです。
コンクリートの強度はセメントペーストの接着力、つまり水セメント比(水とセメントの割合)によって決まります。水セメント 比が小さいほど(セメント割合の多いほど)、高濃度のセメントとなり、コンクリート強度は大きくなるのです。
耐久設計基準強度18N/mm2、つまり基礎仕様からして設計時点で「30年建て替えを想定」したものを建てている建築会社も多数見かけます。
それらのお客様自身は30年で建替え(住宅ローンは35年なのに)なんて想像もしていないと思うのですが、もちろん知らされていないことだから知りません。
建築会社からすれば、本音を言えば、「あなたの建てている家はローコストですから当然でしょう。」と言いたいところですが、言えないですよね。
良いものを安く手に入れるなんてことは、こと住宅に関しては不可能ですからよく考える必要があるのです。
「値切って特別安くしてもらったんだ」なんて、実は、安くあげるには、なんぼでも方法はあるのですから、きっと仕様を落とされているだけなので注意が必要ですよ。
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