お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

クロス

最近の住宅では、壁はクロス材がよく使われています。

R+houseでは、地球環境のこと、住む人の健康を考えビニールクロスを貼ることは一切行いません。

家の中で一番多くの面積を占めている場所ってどこだと思いますか?
そう!圧倒的に壁なんですよね。

ビニールクロスは、施工がしやすいのでクレームになりにくい
単価が安いので利益が出やすい
という建築屋からの理由はありますが、お客様にとっていいことなんて何もないんです。

よく考えてみてください。塩化ビニールって要はビニールです。
もしビニール袋みたいなもので家をくるんでいたら、苦しくないですか?
臭いも消えないと思いませんか?

もっと理論的に言うと、
外との空気の調湿がしっかりされないので、カビやダニがはびこり構造体を腐らせるだけでなく体にも良くないですよね。
もし、直射日光を浴びると劣化したクロスから発がん性物質が放出されたり、はがしたクロスを廃棄する際にはダイオキシンが発生される。良いことなんて何もないんです。家族にいいこと、お家にいいこと、環境にいいこと、みんなにいいこと一緒に考えてみませんか?


私たちR+houseでは、標準のクロスは卵の殻を使った「エッグウォール」を採用します。
あのキューピーマヨネーズの会社で割られた卵の殻を使うのです。
世界一受けたい授業」でも放映されましたが、これが優れ物なのです。

卵の殻は1個で、7,000〜17,000個
もの気孔を持ちます。
この微細な穴をそのまま壁材に応用したエッグウォールは、命を生かすのと同じメカニズムで、生活臭などの臭いを吸収したり、余分な湿気を吸収する働きを行うのです。

また、見た目も塗り壁のように非常に上品で、落ち着きますよ。
さすが自然素材ですよね。