お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

無垢材

Rの家は、基本無垢材フローリングと鉄骨スケルトン階段と昨日お話させていただきました。


どうして無垢材?
傷がつきやすくない?木と木の間の隙間は?などと質問を受けます。
確かに、集成材のフローリングと比較し、これはもう一長一短です。


しかし、私たちRは「木のぬくもり」や「癒し感」に勝てるものは無いと断言します。
昨今は、床暖房の進化により、集成フローリング材の床でも過ごせるようになりましたが、いくら床暖房がローコストになったとしても、それには光熱費を使いますし、CO2削減にはどうでしょう…?


集成材は、圧縮プレスすることにより作られますので、木の中に空気層を持ちませんが、無垢材は木の中に沢山の空気層を含んでいます。
空気層は、人がいるだけでも暖まります。
しばらく無垢材の上に立っているだけで、暖かくなってくるのがわかります。
このことから、無垢材フローリングは、集成材のようには冷たくなりません。


また、何よりも質感が違います。
もちろん、集成材フローリングでも高価なものは、それなりの質感があると思いますが、それでも無垢材には勝てないと思います。


無垢材にも柔らかい木から、堅い木
節のあるものから、節無し
塗装ありから、無塗装まで、たくさんの種類があります。


この時代になっても、未だに人間の力で作りだせない質感を自然はもたらします。
この自然の脅威をいつも肌で感じる無垢材フローリング。
ここは、家づくりで妥協をしてはいけない点だと思いますよ?