お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

コストダウン その1

R+houseは、プランニング・デザインに関しては、専門家であるアトリエ建築家におまかせします。私ども、工務店は得意分野である施工に特化することでお客様に対して高いコストパフォーマンスがご提供できるように、役割分担をしております。


よく建築家にお願いすると高くなるとイメージもあるかと思います。
確かに、その通りで通常は建築家に依頼すれば、それだけで1割とか余計にかかりますし、デザインが奇抜すぎて施工手間もかかり、意匠性に走りすぎる傾向があるので住みにくかったりします。


R+houseでは、そうならないように各所にルールを設けています。
例えば、アトリエ建築家との打合せも、事前に要望と予算をしっかりまとめた上で、少ない回数で打合せが終わる工夫をしています。
単純に打合せ回数を減らすことで、コストを削減できるのです。


これまで日本の住宅が高かった理由として、「原材料」の仕入れルート問題があります。
いくつかの商社を経由するため、各社の利益がどんどん上積みされているのです。


これをクリアするために、人気・センスのある部材に絞り、標準レパートリーとしメーカー交渉しましたので、仕入れ単価を下げることができました。
さらに、インターネット発注によるメーカーとの直取引により、商社に払っていた利益分を削減することができました。


他の部材が使えないと言うわけではありませんので、このあたりは安心してくださいね。
こだわりたい所や、標準レパートリーで物足りないと感じられるところは、一般的に流通している部材を活用できます。
ただし、その部分は一般工務店仕入れる価格と同様になりますので、お得というわけにはいかなくなります。


このあたりは、こだわりと単価を比べてご判断くださいね。
ただ、これまでは約9割の方がR+house標準レパートリーの中からセレクト頂いているそうです。
それだけレパートリーもデザイン・性能・コスト的に良いものを揃えています。