日本の住宅が寿命が短いとお話しましたが、
その建て替えの理由を調べたところ、大きく分けて2つの理由がありました。
1つめは、断熱性能が足りないこと
2つめは、リフォームしようとしたら、建て替えの方が割安だった。
これらの原因の根本を追求してみたところ、
ほとんどが木の腐敗からくるもので、その腐敗の原因の約50%が「雨漏り」、残りの50%が「内部結露」という答えにいきつきました。
その他の理由としましては、家が陳腐化して古くなった。
間取りが合わない。収納が足りないといった順番のようです。
じゃあ、これらの問題をあらかじめ回避できるような家づくりをしていけば、
日本人も欧米並みの住環境を手に入れることができ、ゆとりある生活を送れると思いませんか?
こと、雨漏りに関しては、今の工法上よほどのことがない限りあり得ないと思いますので、問題は「内部結露」となります。
冬の朝、窓ガラスに結露がびっしり…
なんて家の場合、壁の中も同じことが起こっていることが想定されます。
建物の性能とそれを実現する設計が重要なのです。