お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

WEB発注

皆さんは、最近ネットショップを利用していますか??
AMAZONや価格.comにて、同じ商品を安く買えますので、利用している方は多いのでは?と思います。


では、ネットショップは、どうして安いのでしょうか?


それは、おそらく
・お店の家賃
・従業員の人件費
・在庫維持のコスト
など、さまざまなコストが商品の値段には乗っているからで、それを極限まで削った状態がネットショップと言えると思います。


住宅業界は、ことITに関しましては、一歩も二歩も遅れています。


商品仕入れまでも、いくつものルートを通す方式ですので、その経由するたびにマージンが乗っかっていきます。
本来ならば、製造会社から1万円で買える商品が、商社などを通るたびに2割、3割とあがっていく仕組みです。


工務店がAMAZONのように、直でインターネット発注をしたら、安く仕入れることができ、お客様にもそれを安くご提供できるのです。
R+houseでは、キッチンや様々な部材をインターネット発注します。

しかも、その使う材料を限定しています。これもルールです。

実は、サッシひとつとってもその種類は、数万点あるのです。
そんなに必要でしょうか?
しかも性能もまちまちでして、それはお客様にはジャッジできないと思います。
我々プロの目から見て高性能であり、デザイン性に優れたものに絞りこんで、種類を限定し、かつ工場の稼働の調整が効くように、過去のこの業界の慣習よりもかなり早いタイミングで、インターネット発注します。

これも結構重要なことであり、メーカーの在庫問題を逆手に取り、その分格安の価格で応じてくれるようになりました。


お客様が年に1つしか使わないようなサッシを仕入れても、それは高くつくだけなのです。家というのは、いくつもの買い物の集合体となりますので、うまく仕入れた方がやはり断然お得となりますよね?


最近は、各社もこうした取り組みを行っていると思います。
商談中の会社様がございましたら、その商品の何パーセントくらいをメーカー直にWEB発注しているのか?聞いてみてください。
だいたい50%以上をインターネットで仕入れていたら、今のところ合格ではないでしょうか?