お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

増築完成

 

超難関工事だった増築工事も完成し、残すは外構工事のみとなりました。設計、施工とも難しく本当に計画通りできるのか?少々心配でしたが、さすがのアール軍団!きれいに収めてくれました。

 

 

明日、この床にはキヌカが塗られれば完了となります。

旧家との間には真鍮見切り材を入れて、オーク無垢材は旧家とのアクセント付けに斜め張りとしました。

 

こちらには広いパントリーや子ども部屋、納戸もつくり子ども達も大喜びだそうです。

 

画像の左開口が旧家キッチンとつながったパントリー。

中央の開口が書斎付きの子ども部屋。

右の開口がTV背面になる納戸。

 

追加したリビングは雰囲気を変えるために、グレアレスダウンライトを使ったり、旧家から移設した大きな窓にはロールスクリーンにて夜を主とした空間をイメージしました。

 

しかももちろん高気密高断熱仕様ということで、このデザイン×性能にて驚くような金額で収められています。

増築が気になる方は見学もさせていただけると思いますので、連絡をお待ちしております。

 

また本物の高気密・高断熱住宅に住まわれているお客様は、技術が無いとこういった増築は難しいので注文先には十二分な注意を払ってください。母屋の性能まで落ちてしまっては最悪ですからね。

 

★アール津へのご相談(新築・リフォーム等)(土日等は大変混み合います。お早めの予約をお願いします。)

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電話→059-229-7200(留守の際は転送されます)

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へご連絡下さいませ。

※駐車場は、「居酒屋CINDY(津市乙部14-16 )」の「砂利敷き駐車場のなるべく右寄り(きりんビル側)」をご利用ください。

 

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■アール津の主な受賞履歴

・2023.第19回優秀住宅研究会全国大会営業コンテスト第1位受賞

・2022.第18回優秀住宅研究会全国大会営業コンテスト第1位受賞

・2021.第17回優秀住宅研究会全国大会営業コンテスト第2位受賞

・2021.日本金属サイディング工業会施工例優秀賞受賞(全国ベスト6)

・2020.日本金属サイディング工業会施工例最優秀賞受賞(全国ベスト1)

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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(質問に対する回答は、質問者が特定できないように配慮した上で、このブログに掲載させていただきます。)→info@lien-house.com

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工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。

 

 

解体工事開始

 

津市木造町では「包まれる家」新築のための解体工事が始まりました。昨今は産業廃棄が高額になり、解体工事代金もどんどん値上がり傾向にあります。

 

解体工事は、その業者により随分と金額が異なります。

それは例えば瓦、アルミサッシ、岩、樹木…等をどこで処分するのか?によって差がでるわけです。

自社に処分場を持っていれば当然その部分は安くなりますが、自社にない場合は処分場へと持ち込みになりますので金額は上がってしまいます。

 

その家が瓦葺き屋根なのか?土壁なのか?敷地に大きな岩とか石垣は無いのか?等によって、その部分の割合いを得意とする業者を選定する必要があるわけです。

 

特に瓦や岩などは処分場が少ないため、下手をすると名古屋の処分場まで運搬するなんてことも起こりえます。

 

人間、なんだか壊してしまうものにお金をかけるのがもったいないと誰もが思いますが、そういう時代ですから仕方がありません。

 

今回も土埃や騒音、振動など近隣の方々にも大変ご迷惑をおかけするかと思いますが、なにとぞご理解をいただければと思います。

 

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子どもの日に

 

子どもの日の昨日、そして今日と大谷選手の打撃が止まりません。コロナ禍から始まり、毎朝のように大谷選手の活躍で日本中が楽しませてもらっています。

まるで戦後の美空ひばりさんや長嶋茂雄さんを彷彿させるように日本中に元気を与えてくれて素晴らしいですね。

 

日本は地震大国であり、数年に一度、大災害が起こってしまい悲しいことも沢山ありますが、それでも子どもたちの未来に夢を与えてくれる最高の子どもの日のプレゼントだったかな?と思います。

 

5月5日は、端午の節句(たんごのせっく)。

1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」祝日と決められてから、端午の節句の日が、こどもの日にもなったそうです。

 

今やなるべく祝日が固められて連休をという国の方針から、GWに絡んできますので、だんだんと子どもの日の感覚が薄れてきて、鯉のぼりさえもあまり見掛けなくなってきました。

 

元気に育つ、何もないことが幸せだったあの頃はどこへいったのでしょうね。

 

私たち大人も子どもたちを見て、再度学ぶことも沢山あります。

・大きな声であいさつをする

・声を出して本を読む

・紙に書いて覚える

・人に親切にしなさい

などなど、私たち大人も同じように教えられてきたはずです。

 

私たちも誰かの子どもであり、また誰かの親になることもあります。

大谷選手のようにはなれないかも知れませんが、いくつになっても、親の子どもですから今一度、初心に帰り、それぞれのステージで子どもたちに憧れられる大人になりたいものです。

 

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配置に決まりはない

 

従来の住宅はその土地の形状に合わせてまず建物をできるだけ北西側に寄せて、南側に庭を確保するというのが一般的な考え方でした。

それはリビングやダイニングを日当たりの良い南側に面するようにといった考え方からのセオリーでした。

 

でしたと言うよりは、今も一般的な住宅だったならばそうした方が良いでしょう。

 

しかし、QhouseのS-ClassやA-Classは本物の高気密高断熱住宅。(このあたりも気密測定さえも行っていない、なんちゃってもあるので注意です!アール津では0.2未満を基準としています。)

 

そうなると年間を通した日照の状態を把握して、近隣建物の建ち方を踏まえた上で冬の日射取得をどのように得るかを考えていきますので、必ずしも南側に庭を取るといった配置になるとは限りません。

周辺の状況をよく観察し、景観の良い場所、視界が抜ける場所、日当たりの良い場所などその土地が持っている性格を見極めていくのです。

 

その場合、南側にギリギリまで建物を寄せることもあり得ます。こうした配置は本物の高気密高断熱住宅だからこそできるのです。

 

そのように考えた間取りは、東西南北の窓の取り方、風景の取り込み方など工夫を凝らし、南側は夏の日射を遮蔽、冬には日射しを取り込むように。

北側は日に照らされた樹木の顔を眺めたり、東西は低い太陽高度をうまく遮蔽しながら居場所をつくるのがポイントでしょう。

 

本当はこういったことが設計をする上での建築の基礎なのです。

 

※参考文献:だん(2013.07新建新聞社)

 

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職人は休めない

 

本日は事務所の大掃除やPCの入替えに取り組みながら、現場確認やリフォームの現地調査へと走りました。

リフォームの現地調査に走ると感じることは、お客様は何社か問合せや御見積りをされていることが多いですね。でもその提案を見ると単純に取り替えるといった改善方法ばかり...。

 

それは何でも新品に取り替えた方が良いとは思いますが、「どういった目的で使うのか?何年くらい使うのか?」など、ヒアリングされた方が良いと思うのですが、そうでもないようですね。

 

この物価高騰で給与も減っている時代に、無駄な出費は避けたいと思ってしまいます。

 

今回の修繕は

・倉庫の扉が閉まらないので、締まるようにしたい。頻繁に開け閉めするわけでもなく、10年、15年使えれば良いということで新品に交換ではなく、修繕方法を考えました。(6万円のコストダウン)

・バイクを出し入れする扉が狭いので広くしたい。今現在の出入り口を改善するには結構お金がかかるので、別の入口をつくることをご提案。(10万円以上のコストダウン)

・車止めのコンクリートが外れてしまったので、しっかりと止めたい。今現在ついているものがアンカーボルトも打たれていないので、交換。

といった3点。

 

アール津はモノを見る角度や提案が全く違うので、お客様は驚いておられました。私たちは、家族や知人、アール津オーナー様に恥じるような仕事はできません。しっかりと使いやすくて喜んでいただこうと思います。

 

 

建築現場の方では、雨仕舞い工事を急いでいるため職人は休まずに動いて下さっています。壁に貼られてた防水シートの施工ですが、こういった思いがありますので、当然仕事も綺麗!

 

G-Classの家は「タイベック・ハウスラップ」透湿防水シートが貼られます。透湿防水シートというと皆が「タイベック」と呼ぶほどのデファクトスタンダードですが、タイベックは旭・デュポン社の商品名です。この業界で唯一20年保証がついている商品ですので、他社製品と混合しないように気をつけて下さい。

 

このシートは内側からの空気(湿気)は逃がしますが、外からの水は通しません。そんな不思議な化学の力を利用したもので、建物を雨水から守り、内部の湿気を逃がす仕組みのとても大切な建築部材です。もしもタイベック以外の防水シートを貼られる建築会社であったらば、デュポン社の商品にして欲しいと指定された方が良いと思います。

 

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きちんと御褒美が


このご時世ですので、社員はGW休暇を取ってもらいましたが、役員は関係ありませんのでいつもと変わりなく出勤しています。

アール津は、年中無休の08:00~23:00まで営業しており、オフィシャルHPの表紙にご予約も公開していますので、ぜひご利用くださいね。

 


ということで津店を開けていたら、やはり御褒美がありました。

名張市からはN様のご相談で沢山のご相談を持ちこんでいただきました。中でも決め切れないでいるのが「土地」。

候補地は絞られていますが、価格の問題もありご購入を躊躇されていました。今日、私の方に持ち込んだらきっと反対されるだろう...と想像されて来店されたそうですが、私の見立ては100点満点!そんな土地は滅多にありません。

 

土地は70点以上であれば合格で、あとは設計の腕でカバーするといったことが多いのですが、こちらは文句のつけようがありません。

確かに価格は高額ですが、これよりも安価な土地をご購入したところで造成費やら外構費やらで結局は同じような価格になってしまうはず。それならば、ここしかないといったところです。

 

永い将来のこと、近隣のことを考えてもこれから先はメリットしか見つかりません。早速急いで帰り道に不動産屋に申込みを済ませてキープすることをお願いしました。

 

アール津で家を建てるならば、住宅は問題ありませんので、あとは「その予算×その土地×この家族」で決まるもの。そのバランスをどう取るかだけです。土地がダメならば、いくらお金をはたいてもその家族に合った良い家を建てることは難しいのです。

 

中心地に住みたい人が、無理を避けて少し離れた安価な土地を求め、ランクの高い家を建てたところでやはり悔いは残ってしまいます。

 

決め切れないご様子でしたので、超超超推し活をしました(笑)

 

午後は、ご近所の方から修繕リフォームのご相談電話。すでにどこかの見積りをいただいているそうですが、できるだけお金をかけずに直す方法は無いか?とのこと。

お金の事情は、家族それぞれです。お金をかけずにということであれば、そのようにアイデアを絞らせていただきます。

 

Qhouseに看板を変えての早速の御依頼で、私としてはとても嬉しいわけです。

 

今までの看板は若い世代向けのように見えましたが、今度は万人受けするはず。高齢化社会の中で手摺り1本の工事でも人様に喜びを与えられるお店でありたいのです。国民年金暮らしなのに家の修繕で困っている。なんて方もぜひご相談くださいませ。

 

小さなことからコツコツとやらせていただきます(西川きよしさんみたいに…)

さあ、明日はまたどんな御褒美が降ってくることでしょう!楽しみ、楽しみ。

 

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窓が入った

 

先日上棟が行われたI様邸では全ての窓が収まりました。

 

Qhouse、G-Classということで窓種はYKKapのエピソードⅡNEO。アルミ樹脂の複合サッシとなります。S-Class、A-Classでは同じくYKKapのAPW330樹脂窓が標準仕様となっています。

 

これらの窓には断熱窓と遮熱窓があり、ペアガラスのガラスとガラスの間に特殊フィルムが施されていますが、それが室内側のガラスに貼られているものが断熱窓。室外側に貼られているものが遮熱窓となります。

 

つまり、室内の温度を逃がしにくいようにするには室内側に、室外の温度を跳ね返すためには室外側に貼られる仕組みです。

 

これらの窓を適材適所に配置することにより、同じ金額で同じ窓種を使っていたとして、より快適な住まい環境が実現できるのです。

わかりやすく言えば、西側の窓は遮熱窓を使う。南面はせっかくの陽射しだから冬暖かく暮らすために断熱窓にするといったところでしょうか?

 

大手量販ハウスメーカーの家のように、エアコンを4台も5台もつけてそのパワーにて暮らすタイプの住宅ならば、全ての窓を遮熱窓にしてその電力の力にて快適性を保つという考えですね。

 

高性能と呼ばれる一条工務店でさえも、全館床暖房が売り物ですから当然のように遮熱窓を使っていることと思います。

 

私たちアール津では貧乏性なのか?なるべくエアコンを使わずに自然の環境の中でパッシブに暮らすのが良いと考えますし、そもそもエアコンの風自体にカビ等の心配もあります。とは言え、最近の夏の暑さの中ではエアコンを使わずには暮らせないのが悲しいことです。

 

もちろんQhouse S-ClassのようにF-CONを標準採用し、エアコンの無い家ができれば一番良いのですが、将来は全ての家がそうなることを願っています。

 

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