アイムの家完成へ

津市川方町で建築中のアイムの家Ｍ様邸が間もなく完成へ。可愛いリビングドアを開けると、外観と同じくホワイト＆ブラックの世界が現れます。

ここで気にしてご覧いただきたいのは、階段入口に設えられた引き戸。これが無いと一般的な住宅では暖房が上へ上へと逃げてしまい、部屋が暖まりません。また、これにより吹抜けの欠点である上下階の音もかなり遮断できることになります。

逆に高気密高断熱の住宅ではわざと吹抜けをつくり冷暖房を効率良く回すことになりますので、設計の仕方が大きく異なるわけです。

ややもすると、このことを忘れて一般住宅なのに大きな吹抜けをつくってしまったり、南面にとても大きなＦＩＸ窓をつけてしまったり、逆に高気密高断熱住宅なのに、間取りを細かく仕切ってしまったりというプランもよく見かけます。

これはもしかしたらお客様は高気密高断熱の家だと騙されており、本当は一般的な性能の家なんてことが多いからそうなるのかも知れません。

そんな馬鹿な話が…と思われることと思いますが、この業界ではよくあること。そもそもが建築会社が分業制で、建築を良く知らない営業マンがほとんどの世界ですから、営業トークしか知りません。

その証拠に、健康重視の住宅なんて謳いながら、肝心のホルムアルデヒド対策さえもきちんとされていない住宅がほとんどなのです。

アール津のお客様でも「ホルムアルデヒドの対策はどのようにされていますか？」なんて質問を受けたことは１度しかありません。

間取りを効率化することはとてもアイデアが必要です。

例えば流行のＷＩＣ（ウォークインクロゼット）などは、どうしても人の入るスペースが必要となり、同じ面積であれば壁面収納の方がはるかに収納スペースが取れます。

玄関土間収納に関しても同じ理屈です。

このことをきちんとお客様に説明して建てないと、後々後悔なんてことになってしまうかも知れないのです。気をつけましょう。

今朝はＭ様にほぼ完成した住宅をご覧いただき、奥様の喜ぶ顔を見れました。

とても几帳面な奥様は、壁のリモコンの上など埃が積もりやすいところには全てマスキングテープも貼られるとのこと。

カーテンもレースだけにされるそうで、簡単に洗えるからとても良い発想かと思いますね。

新しい生活が楽しみです！！！

★完成観賞会「視点を変える家」10/16（土）一日限りの公開を先行予約！

→「アール津」で検索し、表紙画像をクリック。

10/16(土)　10:00-12:00　残3組様

10/16(土)　13:00-15:00　残2組様（津市F様）

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10/16(土)　17:00-20:00　残2組様（名張市O様）　

★アール津へのご相談（新築・リフォーム等）（土日等は大変混み合います。お早めの予約をお願いします。）

オフィシャルホームページ→http://lien-house.com

表紙にて空き時間をご確認の上、 

電話→059-229-7200（留守の際は転送されます）

メール→info@lien-house.com

へご連絡下さいませ。

※駐車場は、「居酒屋CINDY（津市乙部１４-１６ ）」の「駐車場右寄（きりんビル側）」をご利用ください。

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■アール津の主な受賞履歴

・2021.日本金属サイディング工業会施工例優秀賞受賞（全国ベスト6）

・2020.日本金属サイディング工業会施工例最優秀賞受賞（全国ベスト1）

・2015.R+house全国大会個人の部全国２位受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部２年連続全国３位受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績４年連続全国１位受賞

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 ■建築何でも質問箱

匿名で結構です。お家のことで知りたいことがあれば、ご質問ください。

（質問に対する回答は、質問者が特定できないように配慮した上で、このブログに掲載させていただきます。）→info@lien-house.com

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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。

見落としたものは無いか？

人間は本当に「見ようとするものしか見えないし、聞こうとするものしか聞けない」生き物です。

知人が「赤いアクア」を買ったものならば、街のあちこちで「赤いアクア」が目立つようになりますし、身内が妊娠したものならば街に妊婦さんが溢れ出たように沢山見かけます。

様々な角度から広く物事を見ないことには良い建築はできるはずもありません。

こうして現場に行くと、何か見落としたものは無いのか？四方八方から眺めて、ミスが無いか探します。（私たちの思うミスとは失敗では無く、もっとこうした方が良かったのでは？と思うことです。）

改めてしっかりと検証しないと、思いこみは私たちの仕事では成長の妨げとなるのです。

この家の特徴は、見る角度によりまるで別の家かのように思えるほどの変化です。

こうして正面から見たら、誰も裏がこんなことになっているなんて想像もつきませんね。これは、向かい側に建つ５階建ての建物からの視線を遮るためのデザインなのです。

今日は大工さん２名と外壁屋さんが工事中。

そう職人のお休みは日曜日だけであり、土曜日や祝日はもちろん仕事です。と言ってもアール軍団のほとんどが日曜日も働いていますが…。

仕事を見ているととても細かくて、なかなか進んではいきません。アール津ならではの細かい展開図を見落とさず、ひとつひとつ確認しながらやるわけですから、本当にこの仕事は馬鹿ではできません。

彼らに話を聞くと100％、もっと学生時代に勉強しておけば良かったと言います。

私はすでに忘れたルート計算などもスラスラと計算し、斜めの部分も刻んでいきます。デリケートな外壁材も傷がつかないように、自ら工夫した台をつくりその上で作業をしていくわけですが、自分なりの仕事のスタイルを持っていて、まるでアスリートのようだなと感じます。

大工さんは「指矩（さしがね）」を当てながら正確に窓枠を付けていました。

この道具にて、大工は長さや直角を測ったり、勾配を出したりしていきます。

ステンレス製などでＬ字型をしており、両方の辺や内側にも目盛りがありますね。これをまあ器用にあれこれと使うわけですが、私もよくわかりません。

そもそも大工は、未だにmmやcmではなく、尺や寸で話をしますから私たちは頭の中で変換計算をしないといけません。図面のどこにも尺や寸では書いてないのに、不思議な世界ですね。

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誰も本当のことは言わない

鈴鹿市「たどり着いた家」様のご紹介により、朝からＨ様に来店いただきました。

• いろいろと回ってはいるが、家という大きな買い物のためになかなか決められずにいる。
• 家のことはよくわからないので、いろいろと聞いてみたい。

とのことでした。

ところがどこに聞きにいっても大半の建築会社は本当のことは言わないのですね。この業界は困ったものです。お客様が永い永い住宅ローンを組み、生涯をかけた家づくりをしようとしているのに、自分たちの利益のためだけに売っているとしか思えません。

H様には、そういった会社の見分け方ポイントをいくつかご案内させていただきました。そのことを知るだけで家づくりの失敗の確率は大きく減ることと思います。

ここで書いてしまうと不都合があるといけないので、聞いてみたい方はぜひご相談くださいね。

こういった新築を考え始めた際に、

一番ダメなパターンの進め方は、「建築雑誌の資料請求にてまずは資料を取り寄せる」ですかね。

そもそもその雑誌に掲載するだけで、少なくとも70万円ほどのお金を払っているはずです。そして、そのお金は全てお客様に掛ってくることは明らかです。そうまでもしないと売れない会社で家を建てるのはどうかな？と思います。

他には、「お家の窓口」のような紹介サイト、紹介センター。ここに問合せをしてしまうと、大変な損害をこうむります。

おそらくそういった紹介店は契約金額の6％前後は紹介料として取っていきます。つまり3,000万円の家ならば、180万円も紹介のために支払っているのです。

総合ハウジングセンターなんてところもありますね。

そこは、建物とは別に出店しているだけで月々軽く100万円以上は出店料を支払っています。その集まったお金で日曜日に米を配ったり、プリキュアを呼んだりしているのです。

じゃあどうしたらいいの？

この建築業界で働いている職人に聞く、もしくは実際に建てて住んでいる人に聞く。この方法しかありません。

建築会社の本来の姿は、紹介紹介でまるでネズミ講かのように繋げて家を建てていくものなのです。

それができない会社は、莫大なお金をかけて広告作戦に出て売るしかないわけですね。そろそろ消費者が賢くならないと建築会社の性質はいつまでも変わっていかず、暴利をむさぶられていくことでしょう。

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住宅ローン優遇が終わる…

長年続いてきた住宅ローン減税10年間（今現在は、令和元年10月の消費税率引上げにあわせて控除期間を13年間）ですが、どうやら廃止になる動きです。

住宅ローン減税とは、毎年の住宅ローン残高の1%を10年間、所得税から控除するというものであり、所得税をそれだけ支払っていない場合は住民税からも控除されます。

つまり、住宅ローン残高が3,000万円ある場合は、支払った所得税や住民税から30万円を控除される権利を得るわけです。

それが今は13年間ですから、合計約370万円くらいかな？とても大きいですね。

しかし、国の税金の使い道をチェックする機関である「会計検査院」が、住宅ローン控除で住宅ローンの年末残高の1％を控除すると、住宅ローンが実質マイナス金利になっていることを問題視しているからです。

住宅ローン金利が0.5%なのに1％もバックしていたら、お金を借りた方が得するやん！というお話ですから当然と言えば当然の話です。

今までは、これを利用して約80％が逆ザヤになっているそうです。
そう、逆ザヤになるため、ローンを組む必要のない人がローンを組んだり、繰上返済をする余力のある人が繰上返済をしなくなるのです。

令和3年度税制改正大綱（抄録）では、「住宅ローン年末残高の1％を控除する仕組みについて、1％を上限に支払利息額を考慮して控除額を設定するなど、控除額や控除率のあり方を令和4年度税制改正において見直すものとする。」とはっきり書かれています。
 
すると、『控除率を1％または実際に支払っている利率のどちらか小さい方』と規定すれば、最大でもゼロ金利になるので、逆ザヤを求めてあえてローンを借り入れるような現象は起こらなくなる計算ですね。

13年の延長期間、まだ今なら滑り込みで間に合います。

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今度は窓が入らない！！

台風が近づいておりますが、心配ですね。台風ばかりはその立地によって風向きが異なり、下から吹き上げたりされると住宅は困ります。

そもそも換気口や屋根など、上からの雨を想定していますので、下から吹かれると雨水に侵入されてしまうこともあります。

窓にも「気密」・「断熱」はもちろんのこと、他にも性能があり、「耐風性」「水密性」「遮音性」「防火性」「防露性」「日射取得性」「バリアフリー性」「防犯性」と10項目もの品質表示があります。

これらは、社会背景や環境問題等で要求される項目及び等級があり、JISや建築基準法等多岐にわたり定められているのです。

台風で大きく関わるのが、「水密性」となります。

つまり、「窓から屋内への雨水浸入をどの程度防げるかを示す性能」のことですね。

ただし、この雨水侵入とは、『窓枠を越えて屋内に雨水が入ること』とされています。よく勘違いされますが、強風雨時にサッシ下枠に雨水がたまることがありますが、これは一般的なサッシの構造上、水密性能を保持するためであり、不具合では無いのです。

APW330等は、この下枠内にカバーが付いていますので、その雨水を見ることはあまりありませんが、LXIXL製品などはこのカバーが付いていないため、下枠レールに水が溜まり驚いて電話を下さる方もいます。

もちろんこの水密構造にも３種類ほどあり、窓種類や形状により異なると思いますので、詳しく知りたい方は建築会社に尋ねて下さいね。

そういった意味でもやはり優秀な一般的な窓は圧倒的にYKKapの「APW330」ということになろうかと思います。アール津ではこの窓を全国で一番最初に標準採用とさせていただきました。

しかしここにきて高気密・高断熱仕様を目指す会社が増えてきたために、APWの生産が追い付かない事態に陥っています。

本来ならば上棟のすぐ後に窓を入れて雨仕舞いをするわけですが、発注からなんと２～3か月かかってしまうということです。

するとアール津のようにスピード感を持って、初顔合わせから2カ月半後には着工している会社などは、仕様打合せをして窓の仕様も決まったらもう１か月後には上棟ですので、窓が届かなくなるのです…。

トイレに引き続き、エコキュートが無い、窓が無い…

関係ありませんが、長く続いている雨の影響で今度は野菜までも大幅値上がり。

国内生産の製造業が行き詰ってきた時代にあり、海外で何かがあるともうパニック。次期総理にはこのあたりもぜひ改善を願い、国内だけで経営が成り立つ豊かな国にして欲しいものです。

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奇跡の上棟

本日は、ウッドショックも何のその、でも台風が…と心配していましたが、奇跡のお天気に恵まれて涼しい中で上棟を行うことができました。

アイムの家、四日市市Ｋ様の夢のマイホームです。

四日市は７時になると車が混んできますので、６時半には現場に到着し大工一同が揃うのを待ちます。

アールサーカスとまで呼ばれるほどのスピードにて、アッと言う間に躯体が組み上がっていきます。

一般的には７名くらいの大工での上棟が多いかと思いますが、アール津では４～５名。棟梁と相談し、仕事を突き詰めた結果これがベストです。

人数が多いといいというものでもなく、皆が周りを気にし、協力し心配りを行いながら気持ちを込めて仕事をするにはこの人数が最適です。

材木の搬入等もきちんと打合せ済ですので、上から順番にクレーンで取っていくだけでスムーズに家が建ち上がります。段取りが悪いと、一旦材料をどこかにどかして、こっちを運び、また戻してこっちを運びと、二度手間、三度手間になるわけです。

建築地には電線や歩道や、水道管等、様々な障害物があります。また材料やゴミ箱を置く位置、駐車場の確保、騒音を立てますので近隣挨拶など、あらかじめこの上棟がスムーズにいくように計画する事がとても大切なのです。

無事に躯体が組み上がり、屋根ルーフィングを敷いて上棟完了となります。

この家はよくお客様が希望される平屋にちょこんと２階が乗った形ですが、やはり平屋部分の面積が大きい分、金額は割高にはなります。

平屋は安いと勘違いをされるお客様もみえますが、平屋は基礎や屋根が大きくなりますから必然的に２階建てよりはとても割高になるわけです。

ただ、２階建てには必須の階段スペースがいらない、トイレも１個でいいかな？というメリットもあります。階段スペースだけで２坪ほど使いますので、面積や数字にこだわらず、自分たちが暮らしやすいスタイルで良いかと思います。

いつも上棟中とは思えないほど、綺麗に片づけながらの作業となります。向こうに行ったら帰りは手ぶらで戻らず、手が空いていたらゴミのひとつでも拾うといった棟梁の教育が行き届いています。

足元が散らばっているとなにせ危険です。

建築現場での事故で最も多いのが、この置かれている脚立の転倒事故なんです。少し位置をずらしたい時にいちいち降りるのが面倒で、無理な体勢で仕事をしたり、乗ったままで蹴飛ばして移動をしようとしたりした際に転倒事故が起こります。

また、足元の何かに躓くといったこともとても多く、いろいろな物が置かれている現場では、少しコケタだけでも事故に繋がりますから、整理整頓の注意が必要なのです。

本日もこうして無事に上棟を終えることができました。

Ｋ様、本日はおめでとうございます。完成までしばらくお待ち下さいませ。

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住宅ローンが払えない！！

コロナ禍にあり、住宅ローンの返済に行き詰る人がとうとう８万人を超えたそうです。この影響で給与が半分になってしまったとか、奥様のパート出勤が無くなったとかが主な理由かと思います。

住宅ローンの支払いが２～３か月滞ると、いわゆる「催告書」が届いてしまいます。この通知が届いてしまうと、「残額を一括で支払わないと自宅を競売にかけます」ということになります。

競売にかかってしまった場合、売れるまではそこに住み続けることはできるかと思いますが、売れてしまったらお終いです。

つまり、登記上は自分の家ですが、住宅ローンを借りている以上は、いわゆる担保に入っているからです。（法務局にも、いわゆる借金のカタとして住宅が登録されています。このことを抵当権と言います。）

もしもこのような事態に陥った場合、競売にかけられてしまうととても低い金額での売買となりますので、借金がとても多く残ってしまうことでしょう。

そうならないように、早めに相談して「任意売却」つまり銀行の同意を得て、差押解除及び抵当権抹消をしてもらう売却方法を取る方が良いでしょう。

それでも負債は残るかと思いますので、足りない額は一括返済が要求されます。

築年数が10年、15年を超えていれば住宅ローン残債に売却金額が近づくかと思いますが、築年数が浅いとどうしても赤字になろうかと思いますね。

つまり、土地建物で4,000万円で購入して、築５年だとすると逆に売却希望金額は3,500万円とか想定しますが、それでは誰も購入してくれません。

どれだけ高く売れても2,500万円、おそらく2,000万程度まで下げないと購入者が現れないことでしょう。

残債はおそらく５年では3,500万円程度残っているかと思いますので、1,500万円もの差ができてしまうのです。

建築会社は、よく「借りれる金額ではなく、返せる金額でローンを組みましょう」と言いますが、人生なんて一寸先のことさえもわかりません。

困った時には、少しでも早めに我々のようなプロに相談されることが大切でしょう。返せる金額なんて実はわからないのです。

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