お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

除湿?冷房?

 

 梅雨真っ盛りとなり、湿気が多く暑苦しい日々が続きます。

そうなるとエアコンをかけて湿気を飛ばしたくなるわけですが、その際に「除湿」にするか?「冷房」にするか?どちらが電気代を節約できるのだろう?なんて考えることもありますね。

 

その機能は、

『除湿』の目的は、「湿度」を下げること。つまり、ジメジメした室内から水分を取り除いてくれる機能です。

『冷房』は「温度」を下げること。温かい空気を部屋から出して、冷えた空気を部屋に入れることで室内を涼しくしているのです。

 

そもそも『除湿』の場合、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があり、エアコンにより異なるものです。


「弱冷房除湿」は、温度を一度下げてから水分を排出し、乾いた空気をそのまま部屋に戻す仕組み。空気を冷やしながら除湿するため、少し肌寒く感じることがあるのが特徴です。

 

「再熱除湿」は、湿気を取り除くために下げた温度を、もう一度温め直して部屋に戻してくれます。そのため、部屋を冷やすことなく除湿できるというところが、弱冷房除湿との大きな違いです。

 

そこを考慮して電気代を考えると図式が見えてきます。

 

(安い)弱冷房除湿 < 冷房 < 再熱除湿(高い)

 

ちょっと覚えておくだけで賢く暮らせますね。

 

さらに、冒頭に貼り付けさせていただいたアール津標準クロスである「エッグウォール」の優れた機能を利用すれば、この梅雨時期でもエアコンをつけることなくサラサラの床で暮らせるなんて夢のような暮らしが待っています。

 

ユーチューブをしっかりとご覧いただき、理解してもらえればと思います。

 

 

★アール津へのご相談(土日等は大変混み合います。お早めの予約をお願いします。)

オフィシャルホームページ→http://lien-house.com

表紙にて空き時間をご確認の上、 

電話→059-229-7200(留守の際は転送されます)

メール→info@lien-house.com

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※駐車場は、「居酒屋CINDY(津市乙部14-16 )」の「駐車場右寄(きりんビル側)」をご利用ください。

 

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■アール津の主な受賞履歴

・2021.日本金属サイディング工業会施工例優秀賞受賞(全国ベスト6)

・2020.日本金属サイディング工業会施工例最優秀賞受賞(全国ベスト1)

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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匿名で結構です。お家のことで知りたいことがあれば、ご質問ください。

(質問に対する回答は、質問者が特定できないように配慮した上で、このブログに掲載させていただきます。)→info@lien-house.com

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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。

ウッドショックの状況

f:id:lien-house:20210708105056j:plain

 

一時期はニュース等でも取りあげていただいていたウッドショックですが、最近はもう見かけなくなりました…。

アメリカでは材木価格の高騰が止まり、一時期は5倍ほどまでに跳ね上がった価格も今は約2倍ほどの価格に落ち着いてきたそうです。

 

現状維持のままでいくと宣言している建築会社もありますが、大手量販ハウスメーカーや、あのタマホーム様でさえ6月以降は値上げを行っています。

 

建築会社は、4月の時点で契約者に対し「工期の遅延や請負金額の変更がある可能性がある」旨の『合意書』を取ることがスタンダードとなり、一度契約した金額は変わらないといったスタンスは取れなくなっているのが現状です。


そこで見えてきたのが、『坪単価2~5万の値上げ(契約済みの人も対象)』といったラインです。

かといってこれは原価のお話であり、ウッドショック損害を抑えるための建築会社の苦肉の策です。

 

さらにガルバ等の金属の値上がり、世界的半導体不足による照明器具等の電子機器の不足など、全く嫌なニュースばかりが飛び込んできます。

 

ここで皆様に注意してほしいのは、この「ウッドショックの影響は無い」と宣言している建築会社もあるということです。

この業界にいる私たちでさえ、そのカラクリがわかりません。

 

下手な勘ぐりで、

普段からよほどの利益を取っているから少々利益が減ったところで応えないのか?はたまたお客様に詳しく説明をしない部分で部材レベルを落としているのか?でもそんなもので数百万も落とせるわけがなく...不思議。

 

値上げと発表しなくても、お客様は連続して購入するわけじゃないから、金額を上げてもわからないなんて手もありますね。

 

「材木はキープできている」なんて、そんな大量の木材をどこに置いておくの?一般的なルートならば輸入してきた港から材木市場へ運ばれ、そこでの入札によって材木屋さんが購入し、それをプレカット工場が仕入れるのでは?

すると、どこにストックするのだろう?

 

とにかく値上げをしないで乗り切れるのが不思議でなりません。

 

アール津では今のところ契約金額のままで建てていますが、それは私たちそして協力業者の皆様に泣いてもらって皆で分担し、コスト値上がり分を吸収しているのが現状です。

 

何はともあれ、いつかはマイホームをとお考えの方は早めのご相談が必要でしょう。私たちも精一杯の努力にて乗り切ります。

 

 

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・2020.日本金属サイディング工業会施工例最優秀賞受賞(全国ベスト1)

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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新事業のための研修

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本日は、8月くらいにOPENする新事業「おたからや」の研修へと横浜まで来ています。これを機に、アパートから新居への引越しの際に断捨離にて不要となってしまった物等も高額買取りができればと考えています。

 

しかし、住宅事業とは異なる業種でしたが、その内容は日頃私がコンサルタント先でお話していることと全く同じ。結局はどの業種も極めればやることは同じなんですね。

 

その中でも日頃気づかずにハッとすることも沢山あり、普段も沢山の研修会に出掛けますが、どの研修よりも身になることが多かったです。

内容をお話したいところですが、内部機密事項のためにご紹介することができません...。残念。

 

さて、明日は七夕ということで、この時期なのでやはり雨が多く天の川は見られないとは思いますが、津市戸木町にて「視点を変える家」様が着工されます。

 

どのお客様もそうですが、図面だけではなかなか現実のスケール感等がわかりにくく、明日からの基礎工事を見ると、「ちっちゃ!」「大丈夫かな?」とか思われるはずです。

 

しかし、そこに上棟されると大きく見え、また壁ができると小さく見えたり...

最後に明るいクロスが貼られるとパッと広がり広く見えるものです。

 

なかなか見かけることのない素晴らしいデザインの住宅となりますので、私たちは完成が楽しみでなりません。

 

 

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水栓

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今やアール津の標準仕様のように使われているDELTAのタッチ水栓ですが、手をかざすもののように御動作が無いので非常に使いやすく好評ですね。

 

こういった水回り商品はとにかく高額で10万円ほどします。

大量生産品の価格に慣れてしまっているので、こういった一件の家でいくつも購入しなくて耐用年数の高い商品は数を多く作りませんから仕方がないですね。

 

使いやすさからいけば、上部にレバーハンドルがある一般的なものの方が優れているのかも知れませんが、やはりこの素敵なデザイン性、質感には誰もが心を奪われてしまうものです。

 

画像の「家族に甘える家」様では、ソープディスペンサーも2台取り付けてあり、手洗い用と食器洗剤用が手をかざすだけで自動で出るものです。

これもコロナ時代の中で大変便利なものであり、あの台所洗剤がキッチンに立っていないだけでとてもオシャレに見えるものです。

 

女性が真冬でもスカートを履かれるように、たとえ少々使いにくくてもオシャレに憧れるなんてことは当たり前。

自分が納得して選んでいる商品ですから、満足度は2倍にも3倍にも膨れ上がるものです。

 

 

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屋根材

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アール津標準の屋根材はガルバニウム鋼板。

比較的安価でありながら耐久性に優れ、比較的軽いため建物の耐震性にも優れていることが決めてですね。

 

欠点は激しい雨の際は、雨音がすることでしょう。

音に関しては、時計のカチカチ音さえも許せないとても過敏な方もいますので、その場合は瓦屋根にした方が良いでしょう。

 

屋根材で最も安価な物は、コロニアル(カラーベスト)でしょうか?でもやはり安かろう悪かろうの部分が多く、わずか10年ほどで何らかのメンテナンスが必要になる場合が多いです。町でもよく苔だらけになった屋根を見かけると思いますが、あれですね。

 

ガルバニウムの屋根もひと口にガルバと言いますが、その厚みは様々です。当然薄い物の方が安価ですが、耐久性は落ちることでしょう。

建売住宅やローコスト住宅では、おそらく0.3mm程度のものを使っています。

 

アール津では0.4mmとガルバ屋根の中では一般的に最も厚みのある材を使用しています。このわずか0.1㎜の差が、持てばすぐわかるほどの重量や厚みの差があるのです。

 

たかだか屋根ですが、実は家はこういった自然の雨風から私たちを守るもの。住宅の中では重要な箇所かと思いますので、何を使っているのか注意が必要ですね。

 

 

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引き戸は開けっ放し

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アール津標準の扉は「ハイドア(天井高さ)の引き戸」になります。どうしても引き戸がつけられない箇所だけは「開き戸」になるわけです。

 

この引き戸、開き戸で暮らし方は随分と変わります。

 

開き戸は閉じているのが当たり前、そこを通過する際にだけ開けるといったイメージですが、引き戸は逆に開いているのが当たり前。閉める必要がある時だけ閉めるといったイメージになるのです。

 

高気密高断熱の家では、扉等はできるだけ開放し、ワンフロアの温度は均一に保ちたく、扉を閉じてしまってはどうしてもその空間だけ隔離されて室温も違ってしまいます。

 

オーナー様宅にお邪魔しても、例えばトイレの引き戸でもほとんどの家が開けっ放しです。そして用を足す時だけ閉めるのです。

 

これにはおそらく2つの理由があり、ひとつは夏のトイレなどとても暑いので、開けておくことで冷房も周り涼しく使うことができます。

 

もうひとつは、トイレが窓が取れない暗めの廊下の隣にあったりすると、このトイレを開けてそこの窓から明かりを取り込んだりできるのです。

 

もちろん、リビングから見える箇所にトイレの入り口があるとか、そういった場合はさすがに開けておくことはできませんが、見えない箇所ならば開いているのが普通といった感覚です。

 

つまり高気密高断熱のお家と、そうじゃないお家では暮らし方まで違ってくるのですね。

 

高気密高断熱では、できるだけ冷暖房を効率良く回したいので、リビング階段または吹抜けをつくり、1,2階への冷暖房の送り方を考えますが、そうでない住宅の場合は、こういったリビング階段、吹抜け、あまり大きな窓などあってはいけません。

温熱環境が最悪な家となり、冷暖房費が嵩むわ、暖房しても暖まらないわ、大変な暮らしになってしまいます。

 

せめて家の中だけは開放的に暮らしたいものですね。

 

 

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プロポーションを整えるのは難しい

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「答えをつくる家」様では、外壁材を施工中。雨ばかりで思うようには進みませんが順調です。

 

建築家矢橋徹先生のデザインは、そのプロポーションが素敵です。

つまり、面の比率が美しく調和し釣り合っていてこそ住宅のスタイルが良く見えるわけですね。

 

住宅に関しては、主に道路に面した面等がよく見えるので、その見える面を整える作業が必要になります。

この家の場合は、4面ともよく見えますので、全面を整える設計が必要であり、それはとても難しいことです。

 

住宅のデザインを壊しがちなものに、「換気口」や「エアコンのダクト」、「雨樋」が存在します。これらをいかに目立たなくさりげなく調和させるのか?もよく考えないといけません。

逆に言えば、この3点がうまく処理されていない住宅は建築屋がオシャレには興味が無いということでしょう。高額なお買い物なのにとても残念です。

 

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どの面から見てもスタイリッシュに美しく仕上がっていますが、現場でもここをあと数ミリ右や左やと細かな指示を出しており、職人たちもどうしたらカッコ良く仕上がるのか?頭を捻りに捻って取り組んでくれている成果ですね。

 

職人たちはその技術もさながらながら、これでいいか!と妥協しないことがとても大切です。

ちょっとだけひと手間ひまをかければ良いものができますが、逆にいうと面倒な、そのちょっとだけを省きたがるものです。それは苦労してつくっていても誰もわかってもらえない現場ではよくあること。

 

だからこそ私たちは必ず週に2回は現場を回るようにして隈なくチェックし、職人がひと手間掛けてくれたところを見つけます。

 

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これだけ綺麗に仕上がっていくと、気になるのはやはりエクステリア...。一般的には建築費用の1割くらいが必要と言われますが、とてもそこまではお金を掛けられません。

このブロック塀を残して仕上げる予定ですが、美しいものが好きなM様はこの住宅の姿を見れば、迷い出すかも知れません…。

 

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どうしたらプロポーションの素敵な家ができるのか?

ほんとうにちょっとしたことの積み重ねですが、それができないのが人間。そこに見逃さないように、妥協せずに良いものを造っていきたいです。

 

 

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