定期点検はとても嬉しい気分に浸れます

「心に手を当てる家」建築家：相原昭彦先生

今日はオーナー様の３年半定期点検にお邪魔しました！まあ、美しく綺麗にお庭も整えて下さり、とても嬉しい気分になりますね。

玄関にはティーカップがお出迎え(笑)

残念ながらご主人はお仕事でしたが、その楽しそうな暮らしが垣間見れてとても幸せな気分をお裾分けいただきました。

ご主人の方は相変わらずのやりたい放題！本当に今時珍しい古風な奥様で、こういった趣味も反対せずに自由気ままに毎日を楽しまれている様子でした。

リビングよりも広く贅沢なタイル張りのこのガレージが無ければ、とても大きい家ですが、綺麗に片付いており、そこに隣接する書斎もご主人の物置き状態(笑)

それだけで物足りず、リビングのスタディカウンターもご主人が占領している様子(笑)

お休み前になると友人を集め日付が変わるまで麻雀をしているとか...。しかも人数が足りないからと奥様もルールを覚えさせられてお付き合いしているそうです。

（案外、奥様の方が筋がいいらしい…笑）

唯一、奥様が守られている趣味の部屋。あれからグッズが増えているのか？どうかはわかりませんが、見ているだけで微笑ましくなりますね。

さすが友人がよく集まるトイレは綺麗にしていますね。

肝心の点検の方は、なんとクロスコーキングの切れもなく、３年半も経過しているのに何でこんなに綺麗なの？と私たちが聞きたくなるほど、まるで新築されたばかりのようでした。

こうして楽しい暮らしを見ると嬉しくなり、るんるんで帰路につく日になりました。

Ｔ様、楽しい時間をありがとうございました。

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（受賞履歴）

・2020.日本金属サイディング工業会施工例全国最優秀賞受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部２年連続全国３位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国２位受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績４年連続全国１位受賞

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うまいこと作るなあ

来月17日の上棟へ向けて津市N様邸の工事が進んでいます。

画像は基礎の配筋ができたところですが、均一に綺麗に整列されたものは美しく感じますね。

13mmの鉄筋ですが、実は1Mで3kgくらいになりますので、6Mのものを使うと18kgと結構重量もかかりますし、柔らかくしないますので運搬も容易ではありません。

この鉄筋の交差する部分は結束線にて結ぶのですが、「ハッカー」と呼ばれる、鉄筋用作業工具を器用に使いこなして結んでいくわけです。

最近はこの工具も電動のものがあり、一瞬で簡単に結束できるのですが、結び目の玉が大きくなりますのでコンクリートのかぶり厚が心配になります。

この心配の無い箇所だけは電動工具を使うなど、やはり人間の手と機械仕事の使い分けは重要ですね。

こちらは四日市市の「見守られる家」様の敷地造成工事中。

とても奥行きの長い大きな土地ですが、こうなると排水の問題が生じます。排水管は排水が流れる方向に傾斜をつけてくる必要がありますが、あまりに距離が長いと、その排水管が道路側溝よりもさらに深い位置に辿りついてしまうので、その場合途中で中継局を作り、一度ポンプで排水を上げてまた流すといった工事が必要となり、将来のランニングコストもかかってしまいます。

本日の打合せでは、もともと田んぼだったこの土地をどこまで嵩上げするか？でした。

工事の方向性も決まりました。

あとはこの日曜日の建築家３回目訪問を終えたら、いよいよ６月末までには着工できるかな？と思います。

私たちとお客様との打合せは、ほとんどが土日に集中しますので、平日はこうしてできる限り建築現場を回ります。

アール津では常に５～６現場を回すことを心がけており、これ以上は高い品質を保つことが難しくなりますので、やりません。

雨が降る前に巡回できて良かったー！

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長谷部先生プラン提示

昨日は伊勢市Ｙ様邸のプラン提示。東京都在住の建築家長谷部勉先生によるプレゼンが行われました。

建築家は、図面を引く前にコンセプトをまとめて計画をしますが、これで建築の半分が決まるものです。

今回の計画は、敷地に対する道路が京都のように綺麗に碁盤の目を思わせるように揃っていないという点が気がかりになりました。

近隣とうまく馴染まないと建築って美しくありませんが、どのように揃えるか？建築地にて先生と頭を捻ったことを思い出します。

さらに解放感を求めるが、周囲の目線は気になるといったＹ様の相反するご要望を満たすためにどんなアイデアを捻りだすか？楽しみにしていました。

出てきたプランは、前面道路の向かい側にある分譲地の斜め道路に対して、そのまま斜めの壁にて繋がるように見せた外観。

そして大きな塀に囲まれながらも圧迫感を感じさせないように、砂利、タイル、屋根付ウッドデッキと３つの顔を見せる庭をつくり、いろんなシーンが想定できるお庭計画が見えました。

猫も飼われますので、猫ちゃんとの暮らしも想定し、室内は仕切らなければいけないけども、それもオシャンに仕切り、外と中の境界もできるだけ曖昧に演出。

そして気になるネーミングは、

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「風をふさぐ家」

人生には様々な風が吹きます

向かい風に煽られることもあれば、時には追い風に乗ることもあります

どんな時でもこの家の大きな風除けは、Ｙ様を優しく包みこみ

暑い日、強風の日は影をつくり、人目も守り遮ってくれる

それらは、まるで自分たちを守ってくれた家族のように

どんな時でもＹ様の味方をしてくれる

だからといって煽られても自分を見失わず、持ち上げられても調子に乗らず

似合わぬことに無理をせず、気取らない

自分たちらしい笑い声が聞こえる

そんな家を描きました

アールプラスハウス津

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ということで、私たちも満足のいく素敵なプラン提示となりました。

外部のシャープさとは異なり、内部は細部に渡り、気の利いた優しい暮らしやすい間取り。目覚めの悪い朝もとても気持良く迎えられそうです。

一見奇抜に見えますが、もちろん許容応力度計算も済ませ、きちんとした耐震性も担保され、アール津自慢の高気密高断熱施工にて、住環境も抜群の健康に良い家ができあがります。

このＹ様も、急遽ご結婚が決まったばかりで、一気にマイホームを持つこととなり、土地の方ももちろん私たちの提案で一発に決めていただきました。

あっと言う間にここまで進み、そのスピードにあたふたされるかも知れませんが、ここからは素敵なインテリア、照明設計など、まだまだお楽しみは続きます。

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地鎮祭ダブルヘッダー

「平坦に整える家」様地鎮祭

お天気にも恵まれて、２組様の地鎮祭を行わせていただきました。

もしも雨が降ると建築現場は足元が悪いことが多く大変なのですが、暑すぎず、爽やかな風も吹くお天気で最高でしたね。

Ｏ様も緊張するわと言いながら、無事滞りなく儀式を済ませていただきました。

この日の意味がわかっているのかどうか？お子様も終始楽しそうに敷地内を走り回っていましたね。そろそろ実感が湧いてきたのかも知れません。

家づくりって大変で、アール津にたどり着くまでにすでに１年ほどを費やしてきてしまったそうですが、いよいよ夢のマイホームを持つことができます。

敷地に大きな高低差があるために5/27から擁壁造成工事から入りますが、しっかりとしたものを造り永きに渡り安心してお住まいできるように全力を尽くしますね。

アール軍団一同とお顔合わせの挨拶にて、私たちも益々気合いが入る瞬間です。

アール津で家を建てて下さる人を何としても幸せにしてみせるといった共通の思いがあります。

そして、こちらは津市Ｎ様邸。

出逢い、結婚、懐妊、新築ともう幸せをひとりじめしてしまっているようなご夫婦ですが、結婚することが決まると同時にアール津での新築を決めてくださいました。

土地の方もＮ様のご希望を満たすものを一発選択にて、怖いほどのトントン拍子でこの日を迎えました。

教師様からのお話にもありましたが、若いお二人でこれからですので、人生は何もかもうまくはいことはありません。この家が建ってからがよーいドンです。

ということで、私たちもご家族と一緒になってＮ様のこれからのこの家での生活を見守りたいなと思います。家守りの方は、私たちにお任せ下さい。

天理教の作法にての地鎮祭。

心引き締まる沢山の素敵な言葉をかけていただき、アール軍団一同も何だか心まで洗われた地鎮祭でした。

施主様と弊社での共同作業は、何だかほのぼのととても素敵でした。両家のご家族にも集まっていただき、皆に愛されているご夫婦ですね。

この家は、27日より地盤改良工事に入り、6/30に上棟を迎えます。

しっかりと良いものをつくりたいと思います！！

両家の皆様、本日はおめでとうございました。

後は私が集めた精鋭のアール軍団にお任せ下さい。

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ショールームや仕様打合せは楽しい！

本日は伊勢市Y様のタカラスタンダードショールーム案内と津市O様の仕様打合せということで、一日中バタバタと楽しく過ごすことができました。

今回のY様のお風呂好きということと、冷え性の奥様の体調を考えて『鋳物ホーローバス』１択でした。改めてショールームにて、まずはホーローパネルの驚きの性能を確認いただきました。

傷にも強く、マグネットもくっつく、汚れは落ちやすいなど、お手入れ性を最重要視する綺麗好きのY様にはとても喜んでいただきました。

鋳物ホーローバスの品質は、もちろん世界の最高級ホテルにて採用されているだけあり、間違いの無いものです。

このお風呂を使って体温を上げる暮らしにて、健康を手に入れてもらいたいと思いますね。

そして午後はO様の仕様打合せ。

何よりもカッコいいものに憧れて心の豊かさを感じるO様ですから、そのテイストに合わせ社内で何度も打合せを重ね、今日の日に臨みました。

京都を思わせる玄関へのアプローチを過ぎ、玄関ドアを開けるとそこはまるでブリティッシュ空間。まるでイギリスを訪れたかのようなオシャレなＬＤＫが待ち構えています。

アメリカンブラックウォールナットの床材をベースに、ＴＶボード裏から吹抜け天井まで壁一面に張られるタイルは、まるでスタバのような雰囲気で、キッチン＆背面収納＆ＴＶボード＆洗面台まですべてアッシュベージュにて統一。この異空間に訪問される人は驚き、圧倒されてしまうでしょうね？

打合せはスムーズに全てご提案通りに約３時間で終了。

いよいよ明日は、待ちに待った地鎮祭です！

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JIOの検査って通らないはずがない

津市N様邸配筋の様子

よく「JIO（日本住宅保証検査機構）の検査に見事合格しました！」なんて記事を見かけますが、この検査に通らないなんてことはあり得ません。

第三者の目で確認することはとても大切ですが、指摘事項があるとその場で修正していきますから、結果的には合格するようになっているものであり、不合格では「住宅瑕疵（かし）担保責任保険」がつきませんので、建築会社は必ず通るようにするものです。

そんな大層なことでは無いので、踊らされないように気をつけて下さい。

そもそもJIOの検査項目などは、職人達は全て把握済みです。手を抜くのであればその検査項目に無い部分かと思いますね。

アンカーボルトの傾きによる台直しや、コンクリの被り厚不足、そもそも強度不足のコンクリートを流し込んでいるなど、基礎工事には大切な部分が沢山ありますが、JIOの検査は「基礎配筋」の部分に限られています。

建築は結果的には、その工事に携わる職人のひとりひとりの『思い』なんです。

これがうまく束ねられない建築会社は、いわゆる「現場監督」という職を雇います。つまり職人が施工不良を起こさないか、見張りをさせるわけですね。

そういった役割ですから、現場監督と職人の仲が良くなることは難しく、逆に仲が良すぎても、なあなあの関係では工事はうまくいきません。

美しい建物ができない原因のほとんどがここにあるわけです。

声を大にして言いたいのは、実は『木造建築は大工が仕切るのが一番』なんです。

一般木造建築に現場監督は必要がないと思います。逆にうまくいかない足かせになっている会社を多くみかけます。

建築は積み木のようなもので、先の人が適当にやるとその誤差はどんどん大きくなり、後で仕事に入るもの、入るものがうまくできなくなり、ごまかしの連続になってしまうのです。

職人は職人同士、阿吽の呼吸でお互いがプロとして認め合いながら現場を回していくのが最も美しく仕上がる方法です。

その仕上げに間違いが無いかは、いわゆる家の仕様図面を書いたコーディネータなど、お客様の仕様の意図をしっかりと組み取ったものが確認する方法がベストでしょうね。

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「心が解ける家」上棟

本日は晴天に恵まれ、建築家柳能展先生の作品「心が解ける家」Ｋ様邸の上棟。

ここまでたどり着くともう後はアール軍団にバトンタッチ！何もできない私はせめてもの敬意で６時前に現場へ到着し、大工一同を迎えます。

山のように積まれた柱等は、レッドウッド集成材。もちろんドリフトピン＋MDF構造用パネルにて強固な駆体をつくりあげます。

何事もまずはご挨拶。しっかりとお顔を合わせて上棟開始！

30分経過で、ここまで仕上がります。今回も大工は総勢5名、クレーンオペレーター1名。棟梁と試行錯誤繰り返し、結果的に上棟はこの人数がベストだと思います。

お子様も大喜びのクレーン車ですが、実は結構な神業！上に電線があったり、狭かったりをものともせずに操ります。

このクレーンが下手くそだと、大工は怖くて仕事になりません。わずか１０cmしかない梁の上に立ち、重量物に押されたら落下してしまいますからね。アール津では、オペレーターも一流しか使いません。

ネオマフォーム８５mmの壁内断熱材搬入。まるでクーラーＢＯＸかのように、室内全体を包み込みますが、さらにタイベックシルバーによる遮熱を施し、その外には１５mmのウレタン断熱を含むガルスパンにより、計１００mmの断熱層が出来上がります。

アール津の冬の温かさの秘密はこの断熱層に樹脂窓、そして内外に施された基礎断熱の効果ですね。

先日は金属サィディング工業会から最優秀賞を頂きましたが、実はこの住宅のコンセプトによって、また全国的な賞を狙っています。

R+houseから、著名な建築家住宅が掲載される新建築住宅特集などに掲載されることがアール津の次の目標となっています。

町に馴染む『素焼きの本瓦外壁』は、きっと全国の注目の的となることでしょう。

Ｋ様からお昼をご馳走になり、午後の作業開始！

構造用MDFパネルを張り、屋根を仕上げていきます。構造を見ただけでバランスが取れていて美しい。さすが柳先生のデザインです。

屋根の上には粘着式のルーフィングが貼られ、屋根の二次防水もしっかりとしています。ここは要注意であり、未だにタッカーと呼ばれる大きなホッチキスでルーフィングに穴を開けて止めている建築会社を見かけますが、さほど価格は変わりませんので、避けるべきです。

屋根も完成し、山登りが好きなＫ様は屋根上に登っていただきガッツポーズ！

いよいよ一国一城の主です。自分たちの力で建てた家からの景色は最高でしょうね。今から約３カ月完成までお待ち下さいませ。

２階へ上り、棟梁に何やら質問している様子

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